不妊 , 男性不妊
男性不妊に影響?イブプロフェンが男性に及ぼす影響とは

鎮静薬に配合されている成分“イブプロフェン”が男性不妊に関係しているという研究結果が、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された。

頭痛などの際にイブプロフェンが使われている鎮静薬を服用する男性も多いだろう。

それ故、この研究結果には衝撃を隠せないと思う。

では、実際にイブプロフェンは男性の身体にどのような影響を及ぼすのだろうか。

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男性不妊とイブプロフェンの関係

フランスとデンマークの不妊に関する研究チームは、以前より世界各国の鎮静薬の成分として広く使われているアスピリン、アセトアミノフェン(パラセタモール)、イブプロフェンについて、妊婦が服用した際の影響を調べていた。

その研究結果は、「3薬品とも男の赤ちゃんの睾丸に影響を及ぼす」とのことだ。

さらに研究チームは、18~35歳の男性を対象に600mgのイブプロフェンを1日に2回服用させる研究も行うことに。

結果は、イブプロフェンを服用した男性は14日以内に黄体形成ホルモン(睾丸を刺激して男性ホルモンのテストステロンを生成する)が、血中にあるイブプロフェンの濃度と同調するようになったとのこと。

それと同時に睾丸機能不全の兆候もみられたという。

別の研究では、イブプロフェンの長期服用により男性の精子の数が激減しているという研究結果も出たのだ。

イブプロフェンの長期摂取は控えるべき

上記の研究結果をうけて、「若い男性が短期間のみイブプロフェンを服用したのであれば男性機能に影響が出たとしても、服用を中止すれば元の状態に戻る」と研究者は説明している。

しかし、長期にわたりイブプロフェンを服用した場合は、男性機能にどのような影響が出るかは定かではないとしている。

たまの頭痛などで鎮静薬を服用する分には特に問題なさそうだが、日常的に鎮静薬を服用していると、男性不妊になりかねないということを示唆しているのではないだろうか。

なかなか子どもに恵まれない妊活中の男性は、意識してイブプロフェンの摂取を控えてみるといいかもしれない。

また、睾丸(精巣)に熱を持たせてしまうと精子を作る機能が低下するため、妊活中はサウナや長風呂も控えたほうがいいだろう。

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