2024年3月29日(金)  男性不妊

AIHの平均的な成功確率とは?

AIHの成功確率は、全国平均で5~10%前後といわれている。ただし、これは医師の腕や熟練度によって違うので、病院を選ぶ際には口コミなどを利用して成績の良いところを探すと良いだろう。

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AIH人工授精とは

AIH人工授精とは、Artificial Insemination of Husbandの略で、配偶者間人工授精という意味の治療法である。
夫から採取した精子を直接妻の膣内に注入するというやり方で、成功率は5~10%。この方法を5回以上試しても妊娠しない場合は、さらに体外受精へとステップアップするケースが多い。

AIHの成功率

一般的に、AIHに5回以上挑戦しても妊娠できなければ次のステップである体外受精に移行するケースが多いが、稀に10回挑戦してめでたく妊娠したという人もいる。
しかし、AIHは時間の制約が多いので、仕事が忙しいカップルは早い段階で体外受精に踏み切ったほうが精神的には楽だろう。ただ、体外受精の費用はAIHとは比べ物にならないほど高額なので、十分な資金を準備しておく必要がある。
AIHがタイミング法と比べて優れている点は

・洗浄濃縮により、精液中の不純物が取り除かれ、精子の質が良くなる
・直接膣内に精子を注入するので、性交がうまくいかなくても関係ない

などで、特に夫がED(勃起不全)でなかなか射精に至らないというカップルには非常に有効な方法だ。また、排卵誘発剤を使わない場合は子宮や卵子に負担がかかることもないので、女性側のリスクが少ないこともメリットのひとつである。

成功確率は決して高いとは言えないが、諦めずに取り組んでほしい。

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