2017年1月20日(金)  特集

精子の若返りにも期待されるイースタティックミネラル


これまで不妊症の原因では「卵子の質の低下」など女性における問題が特にクローズアップされ、男性側の問題にはあまり意識が向けられてこない傾向にありました。
妊娠の成立には卵子の質と同様に、男性の精子の質もとても重要となります。

しかし近年、精子の量や運動率の低下が問題となっており、不妊症の約50%は男性側の原因となっていることが明らかになってきました。

卵子の質と同様に「精子の質も低下」することを理解し、女性だけでなく同時に男性も積極的な対策をとることが大切です。

精子、卵子の質=ミトコンドリアの質

35歳以上の不妊治療患者の90%以上が「精子」「卵子」に問題あり

35歳を超える不妊症の原因の80%が「原因不明」そのうち90%以上が精子や卵子の質の悪さにあります。

35歳を過ぎた男女の原因不明の不妊症は精子の老化、卵子の老化が9割

▲ 35歳を過ぎた男女の原因不明の不妊症は精子の老化、卵子の老化が9割

男性において「精子の運動率が悪い」状態や、女性において「採卵してもグレードが低い」「受精しない」「着床しても流産してしまう」状態を改善するには精子、卵子の質を改善する必要があります。

精子の質が悪い例

精子の質が悪い例 奇形精子

▲ 精子の質が悪い例 奇形精子

女性の体内に放たれた精子は、卵巣から放たれた卵子に向かって、我さきに到達を目指します。

生存期間1〜3日、生き残るのは1〜4億のうちたった”ひとつ”の精子。

この過酷な生存競争に生き残るためには、精子の運動機能が非常に重要となってきます。精子の運動機能は、後ろに一本長く伸びた「べん毛」にあります。

べん毛が大きく波打って推進力を作り出し、卵子への到達を試みますが、推進エネルギーを供給するのが、精子のくび元に巻きついている少量のミトコンドリアです。

ミトコンドリアは、不規則な日常生活による酸化や、加齢が原因で本来の力を発揮できなくなり、精子の自体の運動機能の低下を招きます。
このようないわゆる「精子の質の悪い状態」とは

・奇形してしまっている。
・通常より大きさが小さい微小精子である。
・運動能力が少ない。

などといった状態です。

精子の質が悪くなることで、卵子に無事到達できなかったり、たとえ到達できたとしてもうまく受精できなかったりと、妊娠しにくい要因となってしまうのです。

卵子の質が悪い例

卵子の質が悪い例

▲ 卵子の質が悪い例

卵子の質が悪い例としてこんなことがあります。
体外受精の場合、女性は卵子をhMG注射などによって無理矢理成熟させ、採卵を行います。そして採卵によって得られたグレード(質)の良い卵子を選別し、精子と受精させます。

本来であれば受精後、胚分割を繰り返しある程度に育ったところで子宮に戻し着床させます。しかし、体外受精の失敗の多くは「胚分割が止まってしまう」「着床しても胎児の発育が止まってしまう」事にあります。

これが質の悪い卵子の大きな特徴です。

精子や卵子のエネルギー源であるミトコンドリアが弱っている事が原因

精子も卵子もそうですが、これらは単一細胞として生きています。

ミトコンドリア

▲ ミトコンドリア

私たちの体はいくつもの細胞からなり、肺や腸からエネルギーを取り込み活動に役立てています。しかし、精子や卵子の様な単一細胞は、その細胞の中だけでエネルギーを自給自足しなければなりません。

イクラからふ化したばかりの鮭の赤ちゃんもお腹に栄養の詰まった大きな赤いものがついていますよね。これはまだ餌を取れないため、そこから栄養を取りエネルギーに変えるのです。

 精子、卵子のミトコンドリア

▲ 精子、卵子のミトコンドリア

精子や卵子も同じでミトコンドリアという小器官がエネルギーを作り出し、精子は卵子までたどり着き卵子の外幕を破り受精するまで泳ぐ力をミトコンドリアから得ています。

卵子は胚分割して着床し胎盤から栄養をもらえるまでの間、自給自足をするのです。

ミトコンドリアが弱る、減る原因

精子の老化、卵子の老化は、ここ2,3年の間に多くの人々に認知されるようになった。

NEWTON 卵子の老化

▲ NEWTON 卵子の老化

男性の場合は、老化した精子は単一細胞である精子のエネルギー源であるミトコンドリアの機能が悪く、卵子に到達できる力が弱っていることが多い。

一方女性の場合、30代の不妊症の初期検査である「AMH検査」の数値が3.5ng/mlを下回ると、上質な卵子を採卵することが難しくなると言われています。

AMH=卵巣年齢と基準値グラフ

▲ AMH=卵巣年齢と基準値グラフ

簡単にいうと老化した精子や卵子は燃料が不足した車のような状態をイメージすると良いでしょう。

何故、それでは何故ミトコンドリアが減ったり弱ったりするのでしょうか。

その原因は「老化」にあります。

生殖医学会総会「卵子老化」

▲ 生殖医学会総会「卵子老化」

人の細胞自体は周期的に生まれ変わりますが、生まれ変わっても老化した細胞が分裂を行なうため、老化した細胞が生まれ変わるのです。

「老化」とはクギが酸素に触れて錆びるように「酸化」した状態をいいます。

錆びた釘と錆びた精子卵子

▲ 錆びた釘と錆びた精子卵子

ミトコンドリアを増やし活性化することで精子と卵子は若返る

精子や卵子のミトコンドリアの機能を回復させるにはイースタティックミネラルというミネラルの配合されたサプリメントを使うことが一般化されつつあります。

日本では薬局やインターネットで購入することができます。

イースタティック_ミネラル

▲ イースタティックミネラル

イースタティックミネラルは精子や卵子内のミトコンドリアに対し、ミトコンドリアがエネルギーを生産する際に必要な電子を供給し、エネルギー生産能力を高めます。

AMH検査が基準値よりも低い女性や、精子の運動率が極度に低い男性に適しており、とりわけ30歳以上で不妊治療されている方々には広く愛用されています。

またミトコンドリアを増やす方法としては、特にサプリメントの摂取ではなく「有酸素運動」と「少食生活」がすすめられます。

臨床試験でも効果を証明

イースタティックミネラルを配合するサプリメントを用い、DNAにおける酸化状況の抑止、抗不妊についての臨床試験を行いました。

36名を対象に1日1回、30日間摂取してもらい、使用前後で細胞の酸化ストレスに関わる尿中の「8-OHdG」と細胞寿命の素に関わる血中の「ヘルパーT細胞サブセット(以下Th2)」の増加を比較しました。

イースタティックミネラルを用いた酸化状況抑止、抗不妊サプリメントの臨床応用試験

▲ イースタティックミネラルを用いた酸化状況抑止、抗不妊サプリメントの臨床応用試験

その結果、「8-OHdG」と「Th2」ともに有意な低下を確認することができました。このことにより、イースタティックミネラルは細胞内部の酸化環境を改善し、不妊対策における受精卵の免疫排除を妨げることに有効であることが明らかとなりました。

精子の活動率が改善

同時に男性被験者に関しては、精子の活動に関して比較調査をしました。

[動画が見れない方はこちら]

実際にイースタティックミネラルを摂取した、40代前半の男性の精子を比べたところ、摂取前と比べて量が多く、活発な動きをしていることを確認できました。

イースタティックミネラルのビタミンCやコエンザイムを超える酸化還元力(抗老化力)

今までの若返り成分といわれるものは、ビタミンCやコエンザイムといった「抗酸化成分」がほとんどでした。

「抗酸化」とは、すでに酸化・老化してしまった細胞を「これ以上酸化・老化させない」ということを意味します。

さらに吸収されずに余った抗酸化成分は、「酸化物」となり一転して逆効果を与えてしまうことが懸念されています。

抗酸化

▲ 抗酸化

イースタティックミネラルの「酸化還元力」は、「抗酸化」よりさらに一歩進み「酸化を還元=甦らせ、若返らせ」て、ミトコンドリアの活動を活発化させることが大きな特徴です。

また、イースタティックミネラル自体に酸化を還元する能力を備えているため、他の抗酸化成分のように「酸化物質」に変わることはありません。

元気なミトコンドリア

▲ 元気なミトコンドリア

それによりこれまでクリニックなどで推奨販売されていた海外サプリメントのDHEAなどから国産成分のイースタティックミネラルをすすめる医師も増えてきています。

▲DHEA

▲DHEA

▲ミトコア300mg

▲ミトコア300mg

精子、卵子の老化対策が不妊治療成功率の向上のカギを握る

日本でも深刻的な問題である「晩婚化」。

これまでの抗老化医療は進化を続け、すでに老化を還元する域に達している。高齢出産は時間とともにその出産確率を減らしていく。

イースタティックミネラルは不妊治療の分野においてミトコンドリアに対し「抗老化」から「老化還元」という次のステップに進んだ注目すべき成分である。

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