2017年1月22日(日)  男性不妊

精液検査(精子検査)について詳しく知る


精液検査とは

精液検査(精子検査)は、男性不妊症の診断・治療において最も基本となる検査である。

採取方法は、

・クリニックの精液採取室にて自身で採取する
・クリニックから渡された容器に、自宅にて自身で採取する
・自宅で簡単に検査が出来る市販の精液検査キットの活用


上記の3方法がある。

精液検査 WHO基準

また、ほとんどのクリニックでWHOが定めた数値を採用している。

精液量    :1.5ml以上
pH値     :7.2以上
精子濃度   :1ml中に1,500万個以上
総精子数   :3,900万個以上
精子運動率  :32%以上
精子正常形態率:15%以上
精子生存率  :58%以上
白血球数   :1ml中に100万個以下

精液検査キットの活用

各キットにより、使用方法は変わってくるため確認は必要だ。下記の内容は、あくまで目安になる。

使い方

・2〜7日禁欲。
・サンプルとなる精液をカップに採取し、指定時間まで放置。
・専用のキットでサンプルを吸い上げ、専用ボトルの中に入れる。
・フタをして振り、サンプルと液剤を混ぜて指定時間まで放置。
・フタを開け、サンプル液を試験容器に垂らし、指定時間まで待ち、確認する。
・WHOの基準を元に「陽性」であれば2本線。「陰性」の場合は1本のみとなる。または、マス目内にいる精子の数によって判断する。

*郵送して検査するタイプなど、種類は様々なため、口コミや価格などを比較して検討して購入してみてはどうだろうか。
*精液検査は、その日の体調や精神によって左右されることが多いので、1回だけの検査で判断せず、1〜3ヶ月に2回くらいのペースで数回検査し、総合的に判断しよう。

費用

安くて2,500円〜の製品もあり、高くて10,000円を越える商品もある。
それぞれ特性や使用方法も異なるので、内容を見比べて購入されることをおすすめする。

購入方法

インターネットから通販で購入可能だ。
「自分の方にもしかして問題が有るのか?」「忙しくて病院に行く暇がない」「病院へ行くのが恥ずかしい」そんな方々にお勧めだ。

検査結果について

この検査で「陰性」が現れた場合、病院での検査を受けることをおすすめる。また、「陽性」であっても、特に避妊もしていないのに妊娠しない場合も、夫婦で検査を受けるようにしよう。

また、精子量が少ない場合でも、妊娠させることは不可能ではないのだ。今ある精子の活動を補助できるものを取り入れれば、妊娠させる可能性も高くなる。

出来れば自然妊娠したい

「出来る事なら自然妊娠したい」そう願うのが当然だ。その為に精子の事を知る必要がある。

一回の射精で精子は3ml中に約4億匹、でも子宮口にたどり着き卵管へ到達するのはたったの100匹

精子が卵管にたどり着くには、なんと40000分の1の確率であるという事だ。では、どうしてそれだけ多くの精子が膣内で死んでしまうのだろうか?

精子の寿命は膣内では4時間程度、卵管に入ると2日程度生きる事が出来る。

膣内の液体(バルトリン腺液)は精子にとって過酷な「酸性環境」で寿命は約4時間、卵管内の液体(頚管粘液)は精子にとって天国な「弱アルカリ性環境」で2日程度。

膣内に射精された精子はすぐには卵管に入り込む事が出来ない。膣内のバルトリン腺液内で40000倍の生き残りレースが行われる。

精子の量や運動率に問題があると指摘され人工授精をすすめられたら、その前に一度、人工頚管粘液型の潤滑ゼリーを試してみよう。

膣内環境の悪化が精子を殺し、妊娠の可能性を下げている

膣液は、膣周辺から分泌される「バルトリン腺液」と「頚管粘液」の2種類で構成されている。
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バルトリン腺液は、膣内を清潔に保つため酸性になっており、自浄と潤滑の役割を果たす。
頚管粘液は弱アルカリ性で若干糸を引く程度のサラッとした液体で、子宮から分泌され精子を子宮口に吸い込む役割を持っている。

また、膣内環境の悪化は、ストレス・加齢・ホルモン異常などによって、バルトリン腺液の酸性度が強くなり、もともと弱アルカリ性の液体の中でしか生きる事が出来ない精子を殺してしまうのだ。

性交後に行うフーナーテストで不良の診断を受ける多くは、この膣内環境の悪化が主な原因なのだ。

精子を殺さない膣内環境への対策

膣内の酸性度を排卵日周辺日だけ弱める為、精子が生存しやすい環境にする「妊娠向けの潤滑ゼリー」を使用する事が自然妊娠の可能性を高める。

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

フーナーサポート潤滑ゼリーなど、適切な製品を使用することで自然妊娠の確率を高め、フーナーテストを良好に導くことが可能なのだ。

妊娠を目的とした潤滑ゼリーの選び方のまとめ

  1. 成分が弱アルカリ性であること
  2. 液体の硬さ(粘度が300以下であること)
  3. 浸透圧が頸管粘液と精液と同等に作られている
  4. 容器の形状

妊娠目的の潤滑ゼリーと一般的な潤滑ゼリーの違い

jelly_01・一般的な潤滑ゼリー
主に「濡れにくい」という女性が使う潤滑ゼリー。
スムーズな性交を求めるカップルがいるが、安価で、性風俗などに利用されるような潤滑ゼリーを使用することは、殺菌成分や防腐剤が多く、また滑りだけに重点が置かれている。
そのため、粘土が硬く、子宮口にフタをしてしまう。
jelly_02・妊娠目的の潤滑ゼリー
妊娠目的の潤滑ゼリーは、人工頸管粘液と同じ成分で再現され、精子を殺す成分は入っていない。
そのため、潤滑の役割を果たしながら精子を膣内で長生きさせ、活発に動き回れるために粘度も柔らかい。さらに、頸管粘液と同じ弱アルカリ性のため、膣内の酸性度を中和させ、吸い込むように子宮口に精子を導いてくれる。
妊娠目的の潤滑ゼリー
ph値 弱アルカリ性 酸性または中性
理由 精液や頸管粘液と同じ弱アルカリ性にすることで精子を元気に長生きさせるためだ。 性風俗などでの使用を目的として製造されていることが多く、抗菌作用が強く精子を弱らせる成分が配合されている。
粘度 柔らかい(粘度300未満) 一般的に硬いものが多い
理由 精子が膣内で自由に泳ぎまわれる為 滑りを目的として製造されている為
浸透圧 精液と頸管粘液の浸透圧の差を無くす浸透圧を採用 記載なし製品が多い
理由 精子が子宮口に入り込むために最も重要な精液と頸管粘液との間に「液体の壁」を無くす為
容器形状 抗菌使い切りスティック ボトル、チューブボトルタイプ
理由 使用時の雑菌の繁殖を抑えるため1回づつの抗菌スティックで無菌状態が保てる為、成分内に保存料や抗菌剤がほとんど必要ない。 開封状態で手などに取って使用するため、雑菌が繁殖しやすいため、抗菌剤や保存料を多く使用する必要があり、結果、精子を殺してしまう。

 

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妊娠目的の潤滑ゼリー

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