2017年1月19日(木)  男性不妊

男性不妊の検査・治療の流れとは


男性不妊とは

特に避妊しているわけでもないのに2年以上子供ができない場合は「男性不妊」の可能性がある。男性不妊の原因は、そのほとんどが精子に関する問題であるといわれている。

精子に関わる原因の9割を占めるのが元気な精子をつくりだすことができない「造精機能障害」である。造精機能障害は、先天的なものもあるが、過度のストレスが影響とされる後天的なものも増加してきているという。

その他の男性不妊の原因としては、おたふく風邪による精巣炎、慢性前立腺炎、ED(勃起不全)、前立腺肥大、前立腺がんなども挙げられる。気になるようであれば、医師の診察をうけることをおすすめしたい。

男性不妊の検査

・問診、視診・触診  :各クリニックに確認
・精液検査      :2,000〜10,000円
・血液検査      :4,000円〜
・超音波検査(エコー):1,000円〜

などを行い、場合によってはより詳細な検査(MRI検査など)を行う場合もある。生殖機能について様々な視点で検査を行うことで、症状を的確に診断するのだ。

費用は、クリニックにより自由診療と保険診療があるため、差が大きく現れている。そのため、検査を受ける前に費用などは事前に確認しておく必要はあるだろう。

最初に必ず受けるであろう検査

【 精液検査(精子検査) 】
この検査では、精液量・精子濃度・精子運動率・精子正常形態率(奇形率)などを調べられる。禁欲期間を過ぎてしまうと数値に影響が現れるため、医師の指示する禁欲期間を守るようにしょう。

方法としては、採取後2時間以内の精子を十分に液化させてから調べていく。1回目の検査だけで判定することは少ないため、通常は1〜3カ月以内に2回行い、総合的に診断される。

精液検査(WHO基準)

精液量    :1.5ml以上
pH値     :7.2以上
精子濃度   :1ml中に1,500万個以上
総精子数   :3,900万個以上
精子運動率  :32%以上
精子正常形態率:15%以上
精子生存率  :58%以上
白血球数   :1ml中に100万個以下

男性不妊の治療

治療の基本的な考え方として、精液所見で精子数が少ないほど高度な治療が必要になってしまう。

図1
上記の基本とともに、原因に応じて、内科的治療(薬物療法)や外科的療法(手術)も選択される。

クラミジアによる急性前立腺炎など、何かしらの性病が原因の場合は、抗生物質などの薬餌療法になる。一方、無精子症などの場合は、症状によって外科手術を行う。

男性不妊の原因によって様々治療方法があるため、一概に全ての患者様にはこの治療というものはない。しかし、自分に合った治療を選べるため、担当医と自分の症状や原因を詳細に話し合い、納得のいく治療を受けるようにしよう。

治療を成功させるためには

熱を避ける

まず、熱に弱い精子を守るため、膝の上にノートパソコンを置いて仕事をしたり、熱がこもりやすいブリーフを穿いたりするのをやめよう。

喫煙・飲酒を避ける

喫煙やアルコールも精子の状態に影響するので、妊娠が成功するまでは控えたほうが無難である。

ミトコンドリアの活性化

いろいろな方法が考えられるが、まずミトコンドリアの状態に注目してみよう。ミトコンドリアは精巣機能を活性化させる力を持っている。

しかし、不規則な生活が続いたり、過剰にストレスがたまっていたりすると徐々に数が失われ、元気の良い精子を作るだけのエネルギーが出せなくなってしまうのだ。

ミトコンドリアは、早寝早起き・栄養バランスのとれた食事・適度な運動によって活性化される。筋肉の中にはミトコンドリアが多く存在するので、トレーニングをすると良いだろう。

また、「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを利用するのも一つの方法である。「イースタティックミネラル」を摂ることで、精子の生殖機能を働かせるためにエネルギーを生産していたミトコンドリアに、不足してしまった分のエネルギーを補給をしてくれるのだ。

それによりミトコンドリアは蘇り、精子へのエネルギー配給もスムーズになり、より質の良い精子が作られ、妊娠力のアップへ繋がるのだ。

また、精子の中片部に存在しているミトコンドリアが元気になれば泳ぐスピードも上がるので、妊娠が成立する可能性も高くなり、不妊治療に費やす時間も短縮することに繋がるのだ。

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