2024年4月25日(木)  不妊治療全般

不妊治療を成功させる病院選びとは?

不妊治療を成功させるためにはまず、自分にあった病院選びが大切になってくる。病院選びの方法には、口コミ・インターネットなど数多くある。選ぶ際に迷ってしまう方もいることだろう。
ここではそのような方々のために、病院選びのポイントを簡単に紹介する。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

夫婦100組に聞いた「病院選びのポイント」

不妊治療を行っている夫婦100組に、病院選びについてのアンケートを行ったところ、以下のような結果となった。

病院選びのポイントとしては、「治療実績」に重点を置いていることが分かった。
次に自宅や職場からの距離、土日や夜間の治療が可能かといった点が上位となっている。
今回アンケートを実施した100組のうち、76組は仕事と治療を両立していたため、「通院のしやすさ」についてがポイントとなったようだ。

また通院のしやすさ以外では、医師の人柄が重要視されている。
人と人が関わる以上、信頼できるか、話しやすいか、親身になってくれるかなど、不妊治療をストレスなく行う上でのコミュニケーションはとても大切だ。

病院選びのチェックリスト

病院選びの際には下記のチェックリストも参考にしよう。
通院前に勉強会や講習会への参加もお勧めだ。
通院を検討している病院の医師・看護師が講師であれば、話し方・対応などが先に確認できる。

【 通院前 】
不妊外来・不妊専門の病院 / 不妊専門医師の在中 / 不妊専門設備の有無 / 男性不妊の対応・男性不妊専門の提携クリニックの有無 / 体外受精・顕微授精の実績の有無や提携クリニックの有無 / 口コミ評価 / 日曜・夜間診察が可能 / 自宅・職場からの通院距離
【 通院後 】
各説明の有無と解りやすさ / しっかりした問診 / 質疑応答の対応 / 各費用が明確 / 総合的な対応の有無 / 患者の同意のもとで治療開始対応 / 転院の際に紹介状やデータが貰える

セカンドオピニオンを受ける時は

治療を続ける中で、主治医以外にセカンドオピニオンを聞いてみたいと思う場面もありえる。
セカンドオピニオンを受けたい場合は、主治医に紹介状を出してもらうようにしよう。
紹介状があると、これまでの不妊治療の流れや結果などの記録も伝えられるため、時間のロスもなく、セカンドオピニオンとして意見する医師としても参考にすることができる。
セカンドオピニオンを受けたい旨や紹介状を書いてほしいことなどを主治医に直接伝えづらいという場合は、看護師や受付に申し出てもよい。
いずれにしても、不安なく治療を受けられる環境を整えることを優先すべきである。

不妊治療を成功させるために

自分にあった病院選びは重要であるが、より妊娠しやすい体を目指すことはさらに重要となる。特に最近では、卵子や精子の「質」の低下が不妊の原因として注目されている。

卵子や精子は、主に加齢によってその生殖機能が低下してしまうが、日頃の生活習慣にも左右される。病院での不妊治療とともに、運動不足や食生活の改善にも取り組みたい。

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