2017年1月20日(金)  不妊治療全般

ルトラールが高温期を安定させる仕組み


ルトラールは黄体ホルモン(プロゲステロン)を補うための薬「黄体ホルモン剤」の一つで、黄体ホルモン剤には他にもデュファストンという製品もある。

黄体ホルモンは排卵後の卵胞が変化した「黄体」から分泌される女性ホルモンで、子宮内膜を厚く柔らかくするはたらきがある。

これにより受精卵が着床しやすい環境を形成するので、妊娠を望むためには欠かすことのできない重要な女性ホルモンだ。

ルトラールの推奨

ルトラールの使用が推奨される不妊症のケースはこうだ。
不妊治療を必要としない正常な女性の場合、多少のリズムの変化はあるにせよ排卵後は基礎体温が上昇する高温期にはいる。

しかし治療が必要とされる方の場合、排卵後の卵胞により形成された黄体から「黄体ホルモン」充分に分泌せず、子宮内膜を厚く柔らかくすることができず、着床環境を整えることができない。

基礎体温の上昇はこれら「黄体ホルモン」の正常な分泌の反応として現れるため、基礎体温が上昇しないということは「黄体ホルモン」の分泌が充分でなく着床環境が整っていないというサインになるのだ。

またこれらの現象が繰り返されることにより、生理不順や無排卵なども引き起こされてゆくという。

ルトラールはこのような高温期が持続しないケースに「黄体ホルモン」の補充をし着床環境を整えたり、一定期間服用を継続することで生理のリズムを取り戻すために服用される。

しかしルトラールそのものには、直接体温を上昇させるはたらきはない。
あくまで黄体ホルモン(プロゲステロン)を補うことで、黄体ホルモン(プロゲステロン)がしっかりはたらき、その結果として高温期が持続できるという仕組みだ。

高温期を安定させるためには、根本的にホルモンバランスを整えることが重要だということだ。

女性ホルモンの乱れ

一般に女性ホルモンの乱れには、ストレスや食事など生活環境が影響していることが多いという。

そこで今注目されているのが、女性ホルモンバランスの調整や分泌促進に効果があるという「ジオスゲニン」や「アグリコン型イソフラボン」といった天然の食品成分から抽出したサプリメントだ。

この2つの成分と、「イースタティックミネラル」も併用して飲むことで、体内のミトコンドリアを活性化させ、細胞自体を回復させることで、相乗効果が生まれる。

薬での治療に加え、これら生活環境の見直しやサプリメントも含めたバランスのよい栄養摂取も同時に心がけるのがよいのではないだろうか。

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