2017年1月17日(火)  不妊治療全般

スプレキュアをしてから排卵は何時間後に起こる?


スプレキュアは「GnRHアゴニスト」と呼ばれる脳下垂体ホルモンの分泌を抑制することで排卵をコントロールする点鼻薬で、スプレキュアの他にナサニールという商品もある。

脳下垂体ホルモン

脳下垂体ホルモンとは卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)のことで、卵胞の成長と排卵に関連している。

これら脳下垂体ホルモンはゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が分泌されることで作用するので、スプレキュアなど「GnRHアゴニスト」によってコントロールができるという仕組みだ。

体外受精においては卵胞の成長を人為的にコントロールしなければならないため、スプレキュアなどの「GnRHアゴニスト」を使用する。

ロング法とショート法

前周期の黄体期半ばから使用するロング法と月経が開始されてから使用するショート法などに使い分けられている。

いずれも採卵に向けて卵胞をしっかり発育させて、できるだけ質の良い卵子をより多く採取するということだ。

treatment635-01

また短期で使うことで排卵を促す効果もあるため、体外受精以外でもHCG注射の代用として使用される。

人によって当然異なるが、一般的な目安としては、卵胞20mm以下で点鼻した場合は平均で36時間後、20mm以上であればいつ排卵してもおかしくない状態になるといわれている。

このように「GnRHアゴニスト」には排卵を抑える効果と、排卵を早める効果と、使い方によって両極端の効果がある。

そのため体外受精に使用する場合、採卵日前に排卵してしまってはいけないので、それぞれ個人の卵胞の状態にあわせた使用タイミングを守る必要がある。

質の良い卵子を排卵するために

スプレキュアを利用して排卵させて、妊娠確率をあげることは、妊娠・出産において大切なことだ。

しかし、それだけでは「質の良い卵子を育てるカラダ」に繋げるには役不足だ。質の良い卵子を育てられる身体にするには、まず規則正しい生活が欠かせない。

生活習慣・食事などの改善

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

精子や卵子の質の向上

卵子と精子にはその機能を十分に発揮させるための細胞器官が備わっている。それは「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギー製造装置のような器官だ。

しかし、このミトコンドリアは体に良くない生活を続けていると徐々にその数は減少し、必要なエネルギーを作り出すことができなくなってしまう。

そして、卵子と精子の妊娠するための機能が正常に働かなくなるのだ。では、いかにして妊娠するための機能を保たせるのか。

ミトコンドリアの活性化

卵子や精子のエネルギー製造装置の役割を担っている「ミトコンドリア」を元気にさせることが一番の近道だ。

方法としては、早寝早起きなどの規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動などがあげられる。

だが、より卵子や精子の質を上げたいのであれば、日常生活の改善の他にも、ミトコンドリアの不足したエネルギーを補給するための「イースタティックミネラル」を含む成分を摂ることをおすすめする。

  • 特集ミトコンドリアを活性させるイースタティックミネラルを使った卵子、精子の若返り
  • ミトコンドリアを活性させるイースタティックミネラルを使った卵子、精子の若返り 原因が不明な不妊症のうち約90%以上が卵子や精子に問題があり、不妊治療がうまくいかないのが現状です。これらの問題を解決するには卵子、精子の質を改善する必要があります。エネルギーを多く必要とする細胞ほど細胞内のミトコンドリアの量が多く元気である必要があります。とくに、心臓細胞同様に卵子や精子は多くのエネルギーが必要とするためミトコンドリアの量は他の細胞に比べ10倍以上必要 …
  • 続きを見る

▼評価の高い関連記事

  • 不妊治療費における民間保険不妊治療費における民間保険 2016年10月。日本に初めて「特定不妊治療」に対応可能な保険が日本生命保険(ニッセイ)から発売されることになった。 不妊治療の大きな費用負担が少子化への影響が多少ならず関 […]

コメントを残す

文字サイズ:

  • イースタティックミネラルを使った卵子、精子の若返り

当サイトについて

妊娠や不妊症などに関する一般的な情報から最新情報まで、当サイトのコンテンツをとおして様々な情報を収集していただけます。

お問い合わせ先

NPO法人 医療情報調査研究会
info@kenko-np.com
お問い合わせはこちらで受け付けております。

当サイトについて

健康新聞デジタルニュースは医師による記事監修を行なっています。

PAGE TOP