2017年1月19日(木)  不妊治療全般

排卵検査薬の正しい使い方


排卵検査薬とは

尿の中から、「LHサージ」の分泌量を検出し、一番分泌量が多い時期=最も妊娠しやすい時期を予測するための検査薬になる。

排卵検査薬を利用して、排卵の正確な時期を把握することで、より妊娠への確率を高めることが期待できるのだ。

排卵検査薬の使い方

排卵日検査薬を使うタイミングは、排卵前から数日間を利用して検査していく。
検査薬を効果的に利用するためにまず、何周期かの基礎体温表を記録し、その変化から自分の排卵タイミングをある程度把握しておくことが必要だ。

その基礎体温から、自分の排卵予定日の4~5日前から毎日同じ時間に1日1回測定していく。

検査紙タイプ

・尿を紙コップに採尿し、MAX線ぎりぎりまで尿につけ、5~15秒間浸す(判定線が出る部分に尿が吸い上げられたのを確認できるまで浸すようにする)。
・取り出した後、横に置き、判定線が出るまで待つ。

スティックタイプ

・尿吸収体全体に3秒間尿をかけます。紙コップの場合は5秒間つける。
・尿吸収体を下に向けたままキャップをし、水平なところにおいて1分間待つ。

※強い陽性反応なら、40秒以内にコントロールライン、テストラインを確認可能。弱い陽性反応や陰性反応なら、5分~10分ぐらいでテストラインを確認できる。

判定からのタイミング

判定線が2本出れば陽性。この判定はホルモンの一種であるLHの濃度によって線の濃さが変わる。陽性がでた場合は48時間以内に排卵することを意味するのだ。

正しい利用の仕方

排卵検査薬を使用した後は、写真やメモなどで記録を取っておくことをおすすめする。そうすることで、検査結果の比較が簡単になり、自分のLH分泌量や分泌タイミングも把握しやすくなる。

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上記の図から、妊娠しやすいのは「排卵前2日目」次に「3日目」のため、排卵検査薬が陽性になったら、翌日以降繰り返して排卵日を特定するより「陽性になった時点でタイミングをとった方がはるかに効率的」だ。

いざ検査を行っても、利用方法を間違ってしまっては意味がないので、検査内容に関してはきちんと理解しよう。

より妊娠に近づくために

基礎体温を付ける

基礎体温を付けることで、自分の排卵日の予測をたてやすくなる。また、測定結果・体調・性交の有無もグラフに書き込むことで変化も分かりやすくなる。

尿検査・排卵検査薬

尿中の「LHサージの」分泌量を検出し、排卵のタイミングを把握する。「LHサージ」がみられたら、そこから約12〜36時間(ピークからは10〜12時間)以内に排卵が起きる。

妊娠を考慮した潤滑ゼリーの活用

頚管粘液は精子を卵管へ導き、卵子へと進ませる為に必ず必要なものだ。排卵日タイミングに性交を持ったとしても、頚管粘液が少なく濡れにくい体質は妊娠への可能性を大きく低下させる。

その為、フーナーサポート潤滑ゼリーなどの人工頚管粘液型の潤滑ゼリーを用いることで、膣内環境を弱アルカリ性化して、精子の活動をサポートするため、自然妊娠の確率を上げてくれるのだ。

潤滑ゼリーにおいて注意すること

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

適切な潤滑ゼリーを使用することで自然妊娠の確率を高め、フーナーテストを良好に導くことが可能なのだ。

妊娠を目的とした潤滑ゼリーの選び方のまとめ

  1. 成分が弱アルカリ性であること
  2. 液体の硬さ(粘度が300以下であること)
  3. 浸透圧が頸管粘液と精液と同等に作られている
  4. 容器の形状

妊娠目的の潤滑ゼリーと一般的な潤滑ゼリーの違い

jelly_01・一般的な潤滑ゼリー
主に「濡れにくい」という女性が使う潤滑ゼリー。
スムーズな性交を求めるカップルがいるが、安価で、性風俗などに利用されるような潤滑ゼリーを使用することは、殺菌成分や防腐剤が多く、また滑りだけに重点が置かれている。
そのため、粘土が硬く、子宮口にフタをしてしまう。
jelly_02・妊娠目的の潤滑ゼリー
妊娠目的の潤滑ゼリーは、人工頸管粘液と同じ成分で再現され、精子を殺す成分は入っていない。
そのため、潤滑の役割を果たしながら精子を膣内で長生きさせ、活発に動き回れるために粘度も柔らかい。さらに、頸管粘液と同じ弱アルカリ性のため、膣内の酸性度を中和させ、吸い込むように子宮口に精子を導いてくれる。
妊娠目的の潤滑ゼリー
ph値 弱アルカリ性 酸性または中性
理由 精液や頸管粘液と同じ弱アルカリ性にすることで精子を元気に長生きさせるためだ。 性風俗などでの使用を目的として製造されていることが多く、抗菌作用が強く精子を弱らせる成分が配合されている。
粘度 柔らかい(粘度300未満) 一般的に硬いものが多い
理由 精子が膣内で自由に泳ぎまわれる為 滑りを目的として製造されている為
浸透圧 精液と頸管粘液の浸透圧の差を無くす浸透圧を採用 記載なし製品が多い
理由 精子が子宮口に入り込むために最も重要な精液と頸管粘液との間に「液体の壁」を無くす為
容器形状 抗菌使い切りスティック ボトル、チューブボトルタイプ
理由 使用時の雑菌の繁殖を抑えるため1回づつの抗菌スティックで無菌状態が保てる為、成分内に保存料や抗菌剤がほとんど必要ない。 開封状態で手などに取って使用するため、雑菌が繁殖しやすいため、抗菌剤や保存料を多く使用する必要があり、結果、精子を殺してしまう。

 

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妊娠目的の潤滑ゼリー

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