2024年4月27日(土)  不妊治療全般

不妊治療検査から治療の流れと費用とは?

特に避妊もしていないのに1年以上子供ができない状態を「不妊」と呼び、原因を探るため病院での検査が必要となる。
治療までの大まかな流れとかかる費用について調べてみたので、これから病院に行こうという人は参考にしてみてほしい。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

検査から治療までの流れ

① 問診。結婚した日付や不妊歴、中絶経験、基礎体温表の有無などについて質問される。
② 内診。医師が直接膣から触診し、子宮や卵巣の状態を調べる。
③ 検査。血液検査によって性病の有無や貧血がないかどうかを調べる他、超音波検査の画像によって子宮や卵巣の状態を目で確認する。男性の場合は、数日間の禁欲の後、精液検査が行われる。
④ 治療方針の決定

病院によって多少の違いはあるが、だいたいこのような流れで行われることが多い。
中絶経験や性病についてなど、医師の前では話しにくいこともあると思うが、大切なことなので正直に話すようにしよう。

かかる費用

初期の検査や治療には健康保険が使えるので、患者さんの経済的負担はそれほど重くない。いろいろな検査も、風疹やAMHなどの特殊なものを除けば1,000~5,000円ほどで受けられるだろう。

また、治療に関しても、タイミング法の指導までは健康保険が使えるので、一回あたり2,000円程度の負担で済む。

人工授精・体外受精・顕微授精

問題は、その次の段階である人工授精・体外受精・顕微授精だ。これらの治療には健康保険は使えず、自由診療であることから病院ごとに料金が違う。

高いところだと体外受精や顕微授精一回で1,000,000円以上かかることもあるので、一気に負担が重くなる。

大学病院なら比較的安く済む場合もあるが、もし治療費が払えそうになければ、自治体の助成制度や銀行の不妊治療ローンを利用するのも一つの方法である。

不妊治療を成功させるために

「卵子の質」を左右する卵子ミトコンドリア。

卵子の元気度は、細胞の活性化を促すミトコンドリアの数も深く関わっている。このミトコンドリアは。筋肉に多く存在しているため、筋力トレーニングをすると良い。ついでに体温を上げることもできて一石二鳥だ。
日頃の生活を整え、ミトコンドリアを増やす体づくりを意識していきたい。
そうすることで卵子の質も向上し、不妊治療を成功させる近道となるだろう。

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