2017年3月25日(土)  不妊治療全般

ヒューナーテストで精子卵子の相性が悪い人とは


「ヒューナーテスト」はフーナーテストとも呼ばれるもので、性交後の子宮頸管粘液の中にいる精子の状態を調べて、妊娠の可能性を探る検査である。医師が排卵日の朝か前日の夜に、性交のタイミングを指示し、その数時間後に行われる。

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相性の検査

ヒューナーテストは「相性の検査」とも呼ばれているが、これによって女性の体が夫の精子をどのぐらい受け入れることができるのかがよく分かる。

どんなに精子が元気でも、女性側の子宮頸管粘液の状態が悪ければ運動量が下がるし、逆に女性側の受け入れ状態が良くても、精子の数や運動量に問題があれば妊娠に至る可能性は低くなってしまうのだ。

また、精子の状態はその時の体の調子やタイミングによっても変わるので、通常は数回に渡って検査が実施される。保険適用の対象なので、費用は一回あたり数百円だ。

検査日を排卵日に合わせる意味

ちなみに、検査日を排卵日に合わせるのにはこんな意味がある。
女性の膣内は子宮を細菌から守るため普段は弱酸性に保たれているのだが、これが排卵日に近くなるとアルカリ性(子宮頸管粘液)の分泌量が増え、精子が通りやすくなるのだ。

そのため、このタイミングでヒューナーテストを行うことにより、タイミング法が使えるかどうかの目安にもなる。

男性側の心理的抵抗を少なくできる

そして、ヒューナーテストは男性が精液検査を嫌がる時にも役立つ。精液検査のためには男性が自慰をして射精する必要があるため、これを億劫がったり、恥ずかしがったりするケースも多いのだ。

ヒューナーテストなら普通に性交をするだけなので、男性側の心理的抵抗を少なくすることができるのだ。

不良判定の原因

男性の原因

精子数自体が少ない(乏精子症)または無精子症。

女性の原因

■ 抗精子抗体

精子は女性にとって異物であり、稀に体内に侵入する精子に女性の免疫反応が高まり、精子を殺してしまう。

■ 頸管粘液が少ない

濡れにくい体質や頸管粘液(膣液)の粘度が硬いと精子は活動的に液体の中を泳ぐことはできない。

■ 頸管粘液の粘度が硬い

また、粘度が硬い頸管粘液は粘度の柔らかい精液との間に「液体の壁」を作ってしまう。精子にとってはその壁のせいで子宮口への侵入を妨げられてしまうことがあるのだ。

■ 膣液の酸性度が強い

膣内の自浄作用を保つためにもともと酸性に保たれた膣液が、本来、排卵日はアルカリ性であるべきなのに、酸性度が強いと、膣内に射精された精子を殺してしまう。

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

潤滑ゼリーの活用

頚管粘液は精子を卵管へ導き、卵子へと進ませる為に必ず必要なものだ。排卵日タイミングに性交を持ったとしても、頚管粘液が少なく濡れにくい体質は妊娠への可能性を大きく低下させる。

その為、潤滑ゼリーを用いることで、妊娠に適した膣内環境に整え、精子の活動をサポートする。そして自然妊娠の確率を上げてくれる。

ヒューナーテストで不良判定が出た場合、一度潤滑ゼリーを試してみても良いのではないだろうか。

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