2017年1月23日(月)  不妊治療全般

アンタゴニスト不妊治療はどんな治療?


アンタゴニスト不妊治療

ロング法やショート法のような点鼻薬は使わず、月経の3日目頃からHMGなどの卵胞を育てる薬を注射し、ある程度成長したら今度はGn-GHアンタゴニストを注射して、排卵をコントロールする方法である。

主に、ロング法やショート法を試しても妊娠しなかった人や、卵巣過剰刺激症候群を起こしやすい人などに適用される。

IVF体外受精やICSI顕微授精を受けるときに難しいのが、最適なタイミングで卵子を取り出すことだ。

そのため、薬を使って排卵をコントロールする必要があるのだが、アンタゴニスト不妊治療なら排卵の合図となるLHサージを抑えることができるので、医師が最も良いと判断したタイミングで採卵をすることができる。

メリット・デメリット

アンタゴニスト不妊治療の場合は毎日注射を打つ必要があり、点鼻薬に比べると料金が高いところがネック。ある程度のお金と時間のない人には、やや敷居の高い方法かもしれない。

しかし、点鼻薬のように長期間に亘って一日何度もスプレーしたり、夜中に起きたりする必要がなく、LH反応がみられてからの使用でも間に合うので、精神的に楽になったという人は多い。

妊娠を成功させるためにはストレスは大敵なので、気持ちに余裕が持てるのはとても良いことだ。

副作用

気になる副作用であるが、今までのところ、アンタゴニスト不妊治療を試して重篤な副作用が起きたという報告はない。

ただ、注射をした部位が赤くなって腫れる程度の副作用はちらほらみられる。なにしろ、まだ日本で認可されてから日の浅い治療法なので、未知の部分も大きいのだ。

もし、注射後になんらかの不快症状が現れたら早めに医師に相談しよう。

より妊娠しやすいカラダにするために

上記のような治療とともに、日頃から妊娠しやすいカラダづくりを行うことも必要だ。なぜなら、妊娠するためには、質の良い卵子が絶対的に必要になるからだ。

いざ排卵が始まった時に、その卵子の質が悪ければ妊娠率は下がってしまう。だからこそ、卵子の質を高めるために、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。

特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

卵子の質の向上

卵子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、卵子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り卵子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり、質が向上することになるのだ。

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