2017年1月23日(月)  不妊治療全般

人工授精AIH後の痛み、出血の原因とは


AIHを行った後で、お腹が痛くなることがある。原因はいろいろ考えられるが、次の4つが比較的よく起こりうるものだ。

1. 器具で子宮が傷付く

AIHをする時は、カテーテルで精子浮遊液を吸い込んだり、精子を注入したりするが、この時、カテーテルでうっかり子宮の中を傷付けてしまうことがある。

2. 洗浄成分による刺激

AIHで使う精子は、不純物を取り除いて質の良いものだけを残すために洗浄濃縮される。この時に使われる洗浄成分が腹膜を刺激して腹痛が起こる場合もある。

3. 卵巣の腫れ

排卵誘発剤を使った場合は、卵巣が腫れるケースもある。腹痛に伴ってお腹が張るような感覚があれば、このケースである可能性が高い。

出血の原因

AIHを受けた後、出血が見られる場合もある。

これは人工授精時に使われる管が子宮頸管を傷つけて起こる場合が多いので、ほとんどの場合心配する必要がないが、量が多かったり、長く続くようであれば医師に相談することをおすすめする。

体調に注意

AIHを受けた時に「腹痛や38度以上の発熱があれば教えてください」と言われた人も多いと思うが、人工的に妊娠を促そうというのだから、やはりどこかに無理が出る。

通常よりも、体内に入る精液の量が多いことも原因の一つだ。あまり辛い場合は、注入する精液の量を調節してもらうことも可能なので、相談してみよう。

中には子宮が収縮して、生理痛のような鈍痛を感じる人もいるが、この場合は妊娠を妨げている可能性があるので、早めに医師の診察を受けてほしい。

重要点

それから、重要なのが処方された抗生物質をきちんと忘れずに飲むことだ。

AIHはカテーテルという異物を膣内に挿入するものなので、感染が起こる可能性はゼロではない。薬を飲めばそうした感染の原因となる菌を殺すことができるので、指示には必ず従ってほしい。

より妊娠しやすいカラダにするために

人工授精を行うとともに、日頃から妊娠しやすいカラダづくりを行うことも必要だ。なぜなら、妊娠するためには、質の良い卵子と精子が絶対的に必要になるからだ。

いざ排卵が始まった時に、その卵子と精子の質が悪ければ妊娠率は下がってしまう。だからこそ、卵子と精子の質を高めるために、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子と精子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。

特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

卵子と精子の質の向上

卵子と精子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、卵子と精子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り卵子と精子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり、質が向上することになるのだ。

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