2024年12月30日(月) 【不妊治療全般】
AIH人工授精を成功させるためには?
人工授精(AIH)とは、夫に採取してもらった精子を直接子宮内に注入する、自然妊娠に近い形での妊娠をめざす治療法です。あくまで自然妊娠に近い方法なので、成功するかどうかは主に「卵子と精子の質」にかかっています。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
人工授精(AIH)の流れ
人工授精(AIH)の大まかな流れを説明しよう。
- 過去の基礎体温データを元に、排卵日を予測する
- 経膣超音波検査で卵胞の直径を計り、より正確な排卵日を割り出す
- 排卵予測日が近付いたら、排卵検査薬の使用を始める
- 排卵検査薬で陽性が出たら、できるだけ早くAIHの準備を進める
- 精子を洗浄濃縮処理して元気なものだけを残し、AIHの処置をする
- 念のため、排卵を促すHCG注射を打つ
- 翌日また病院へ行き、超音波で排卵の確認をする
ここまでの過程を終了すれば、後は運を天に任せて妊娠していることを祈るだけだ。処置の当日は入浴を避け、できるだけ安静に努めるようにしよう。
人工授精の成功率
人工授精の成功率は、平均10%程度だと言われている。また、人工授精で大切になってくるのが「卵子と精子の質」だ。
卵子と精子の質が悪いとなかなか着床率も上がらない。
卵子や精子の質を上げるには
卵子と精子の質を最も左右する存在として「ミトコンドリア」が近年注目されている。
ミトコンドリアは卵子と精子のエネルギー製造装置のような器官なのだが、加齢やストレスなどにより、徐々に数が減少し必要なエネルギーを作り出すことができなくる。
そうすると、卵子と精子の機能が正常に働かなくなり、不妊治療も失敗してしまうことが多くなる。
ミトコンドリアを活性化させる
卵子や精子のエネルギー製造装置の役割を担っている「ミトコンドリア」を元気にさせることが、不妊治療を成功させるための一番の早道になるのだ。
方法としては、早寝早起きなどの規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動などがあげられる。