2024年11月23日(土) 【不妊治療全般】
妊活・不妊治療の基本「タイミング法」とは?
妊活や不妊治療の基本。それは何と言っても「タイミング法」である。
このタイミング法には大きく分けて、排卵誘発剤を使用しない場合と使用する場合の2つの方法があり、夫婦の体調や状況に合ったタイミング法が選ばれる。
ここでは、2つのタイミング法の成功率を上げるためのポイントなどを紹介する。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
重要なのは排卵日
妊活・不妊治療において大きな鍵を握る「排卵日」は、タイミング法においても非常に重要である。そのため、排卵時期を把握することは大切なのだ。
排卵時期を調べるための方法はいくつかあり、より精度が高い方法は、やはり病院での検査である。
もちろん、病院以外にも自身で排卵時期を予測することも可能だが、大体の排卵時期となる。
病院 : 頸管粘液検査、経腟超音波検査、尿中LH検査
病院以外 : 基礎体温表、排卵検査薬、おりものの変化
タイミング法を続ける目安について
1回(周期)あたりの成功率は約20%だと言われ、約90%の夫婦が5~6回(周期)のチャレンジで妊娠しているというデータもある。
年齢などの個人差はあるが、自己流のタイミング法を3〜6周期程度行っても結果が出ない場合、早めに不妊専門病院を受診するべきだろう。
タイミング法を成功させるために
タイミング法をより成功へと導くために、主なポイントを紹介する。
精子と卵子が出会いやすい時期にタイミングを取る
排卵の4日前から妊娠の可能性が高まり、排卵2日前から排卵日前日がもっとも妊娠しやすい、この排卵期間にタイミングを取る。
精子と卵子が出会う機会を増やす
1度のみのタイミングよりも、排卵時期付近に3日程連続でタイミングを取る、または排卵時期前後で1日おきにタイミングを取る、というように精子と卵子が出会う機会を増やす。
夫婦ともに妊娠しやすい体質をつくる
タイミング法も基本的には自然妊娠と同じだ。そのため、より成功率を上げるためには上記のポイント以外にも、普段の生活習慣・食生活の見直しも必要である。
ぜひ夫婦一緒に日々の生活を意識しつつ、妊娠しやすい体づくりを実践して欲しい。