2024年11月23日(土) 【不妊治療全般】
不妊鍼灸治療に向かない人とは?
”体外受精と鍼灸治療を並行して行なった場合、妊娠率が通常の1.61倍にも上がった”
こんな事実が欧米の検証データにより報告された。
肩こり・腰痛などの治療イメージが濃い鍼灸が、妊娠力を引き出すのにも効果的であるというのだ。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
本来持っている妊娠力を引き出す
不妊治療において、ホルモン分泌の改善のために使用される排卵誘発剤。
しかし、筋肉や血管が硬かったり血流が悪い状態では、血液からの栄養・酸素などが十分に循環しない。かえって内臓機能やホルモンバランスに悪影響を与えてしまう。
また血液が冷えきっている状態だと、骨盤内も冷えてしまい子宮や卵巣の機能が低下してしまう。
このような状態になる要因は、生活習慣・疲労・ストレス・加齢などさまざまだ。
そこで、鍼灸治療が身体を整え、本来持っている妊娠力を引き出すというわけだ。
鍼灸治療に向いていない人とは
西洋医学の検査を行い、卵管のつまり・排卵障害・ホルモン値など、検査で不妊の原因がはっきり分かる「器質的な不妊」、例えば卵管閉塞に関しては鍼灸治療より西洋医学が適している。
もちろん、卵管閉塞でも、原因が別にあると鍼灸治療が適している場合もある。そのため、患者一人ひとりに合う治療を提案している病院も少なくない。
また、重度の皮膚疾患を持っている・皮膚消毒薬が合わない・発熱や嘔吐などの感染症のある場合は、鍼灸治療を避けるケースがあるようだ。