2024年11月22日(金) 【不妊治療全般】
排卵日から受精、着床までの日数は?
排卵から着床までにかかる日数は、個人差にもよるがおよそ8〜10日ほどであり、着床が始まるのは排卵後4〜7日後、着床が完了するのが、排卵後8〜10日後といわれている。
排卵から着床に至るまでには、排卵・受精・胚分割・胚盤胞・着床のステップをふむ。
不妊治療成功者の症例
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1)排卵
女性の卵巣から整理1周期につき、1個の卵子が排出される。このことを排卵という。
排出された卵子は、「卵管采」から卵管に取り込まれ、精子との受精を待つことになる。
2)受精
射精された精子は、女性の膣内、子宮を通り「卵管采」で卵子と対面する。
卵子と精子が融合し受精に至るわけだが、受精できる精子は2〜3億個あるうちのたった1個だけである。受精は、排卵の直後から24時間以内に行われる。
3)胚分割から胚盤胞へ
胚(受精卵)は、受精後35時間ごろから細胞分裂を繰り返し、卵管内を子宮に向かって移動する。
卵管の中で、胚は受精後3日目に桑実胚となり、4日目には胚盤胞になる。この間、子宮では胚盤胞を迎え入れるため、子宮内膜を最適な状態に整える。
4)着床
受精から6日目には、胚盤胞は子宮内腔に到着し着床のタイミングを待つ。タイミングがあえば、受精7日目前後で子宮内膜に接し、着床が始まる。
妊娠するために一番重要なのは、妊娠しやすい日に行為を行うこと。妊娠しやすい日は、排卵日の約3日前から約1日後の5日間程度なので、自分の排卵日を特定することが、妊娠の近道といえる。