2024年11月24日(日)  不妊治療全般

人工授精の費用 日本平均とは?

「人工授精」は、男性の精子を女性の子宮内に直接注入する方法である。男性の射精能力に問題があっても授精が可能なので、この方法により、毎年多くの夫婦が子供を授かっている。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

日本の平均費用

日本でこの治療を受ける場合の平均費用は、一回あたりおよそ15,000~20,000円ぐらいだ。ただし、ここに各種検査の費用も加わると、一周期で30,000円を超えることも珍しくない。
体外受精や顕微授精に比べると非常に安く感じるが、毎回この金額を支払うのは患者さんにとって負担が大きい。また、5周期ほど挑戦しても妊娠しない場合はもうこの方法で成功する可能性は低いと判断され、次のステップである体外受精を勧められるケースが多くなる。
尚、体外受精の場合は一回あたりの費用が300,000~500,000円ぐらいかかるのが普通なので、不妊治療を始めようと思ったら、あらゆるパターンを想定してお金の準備をしておこう。

人工授精を成功させるために

人工授精を成功させるには、夫側の理解と協力が必要不可欠だ。
なぜなら、治療には採取してからそれほど時間のたっていない精液が必要となるので、時には仕事中にトイレで採取して持ってきてもらったり、病院内で自慰をしてもらったりしなければならないのである。
いくら治療のためとはいえ、自宅以外の場所でそのような行為に及ぶことには抵抗のある男性も多く、これが原因で人工授精に踏み切れないケースも少なくない。
また「人工」という言葉になんとなく恐ろしいものを感じ「本当にそんな方法で子供を作っても大丈夫なのか」と慎重になる男性もいる。
妊娠はどうしても女性主体になってしまうので、男性は実感が湧きにくいのだろう。

卵子や精子の質を高める

より、人工授精の成功率をあげたい場合は、やはり「卵子と精子の質を高める」ことを心がけるべきだろう。
妊娠するには、精子と卵子が受精しなければ始まらない。だからこそ、卵子まで到達し受精させるための「精子の質を高める」ことも意識して、普段の食生活や生活習慣の見直しを夫婦で行おう。
夫婦一緒に、日々の食生活・生活習慣を整え、ストレスを溜めないようにし、そして妊娠しやすい身体作りを心がけていくようにしよう。

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