2024年11月21日(木) 【不妊治療全般】
カンジダと不妊の関係とは?
カンジダとは
カンジダ菌と呼ばれる真菌によって起こるもので、かゆみを感じたり、おりものが白くなったりすることが多い。
実は、人は誰でも皮膚や粘膜の中にこのカンジダ菌をもっており、ストレスや生活習慣の乱れなどによって体の抵抗力が弱まると発症してしまうことがある。
不妊治療成功者の症例
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カンジダと妊娠との関係は?
カンジダは子宮や卵管に炎症が広がるものではないため、直接不妊の原因になるということはないようだ。
ただし、カンジダによって膣内に炎症が起こることで、精子にとって決して良い環境とは言えなくなる。また、カンジダは性交によって相手に移ることがあるので、単純に完治するまでは性行為ができないというのも妊娠から遠ざかる一つの原因になりうる。
発症させないために
できるだけ規則正しい生活を送り、疲れやストレスを翌日に持ち越さないことが大切だ。特に、一度でも発症したことのある人は再発しやすいので気を付けてほしい。
また、下着は通気性の良いものを選び、こまめに洗濯して清潔さを保とう。カンジダは温かくて湿った環境が好きなので、汗をかいたりおりもので汚れたりした時はすぐに着替えることも大切である。
そして、これは意外と知られていないことなのだが、カンジダ菌は腸の中にも存在するので、トイレで拭く時は必ず前から後ろへペーパーを動かそう。膀胱炎防止のためにも、女性はこの拭き方をしたほうが良い。