2019年7月20日(土)  不妊治療アドバイス , 不妊治療全般

タバコが妊活や妊娠に与える影響

タバコが発がん性物質を含むなど、体に有害であることは広く知られていますが、不妊の原因になることはあまり知られていません。喫煙をするとどのような影響があるのでしょうか。

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男性への影響

男性の喫煙は、精子の数や運能能力の低下、奇形精子の発生率を高めることがわかっています。喫煙者は非喫煙者に比べ、精子数が15~25%も低下すると言われています。その他にも、受精能力の低下や精子のDNA損傷率の増加、勃起不全の増加などの喫煙による影響が報告されています。

女性への影響

女性の喫煙は、卵巣の女性ホルモンの産生を抑制するため、生殖機能の低下や閉経を数年早めます。また、卵子の老化や遺伝子異常を増加させます。喫煙することで妊娠に至るまでの期間が長くなり、1年以内に妊娠しない人が非喫煙者に比べると3.4倍増加することが報告されています。

不妊治療で体外受精を行った場合も、喫煙者は非喫煙者に比べて成功率が約半分になると言われています。喫煙により、卵巣刺激を行っても卵胞がほとんど育たないことや、受精率の低下、着床率の低下などが見られ、成功率が低くなってしまうのです。
また、妊娠に至っても、喫煙者は非喫煙者と比べて流産率が高いことが分かっています。

受動喫煙の影響

卵子の染色体異常が、受動喫煙を受けていない非喫煙者では5.1%だったのに対し、受動喫煙を受けている非喫煙者では13.0%となり約2.5倍増加することも報告されています。
体外受精の成功率も、本人が喫煙しなくても夫が喫煙する場合、喫煙女性とほぼ同じ程度で低くなり、流産のリスクも増加するということが言われています。

さらに、喫煙者が妊娠した場合、生まれてくる赤ちゃんが先天的に異常を持っている可能性は、非喫煙と比べて1.2~1.3倍増加すると言われています。また、妊娠中の喫煙は流産や子宮外妊娠・多胎妊娠のリスクを高め、超低出生体重児や早産を招きやすくなります。

このように喫煙には妊活をする上で様々なリスクが伴います。妊娠を希望したら、夫婦ともに速やかに禁煙する必要があります。

妊娠するには卵子と精子の質が重要

喫煙と同様に、卵子や精子は、生活環境の乱れや加齢などが原因でも「質」が低下します。
「質の低下」とは、卵子や精子が酸化することにより、生殖能力が低下し、妊娠に至る確率が下がるということです。

卵子や精子の質の改善には、規則正しい生活のほか、卵子と精子へエネルギーを与える必要があります。そのエネルギーは、ミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官によって産生されています。

ミトコンドリアは、私たちの細胞を動かすためのエネルギーを生産・配給するという役割を持っており、特に生殖細胞である卵子と精子に多く存在していることがわかっています。
そのため、禁煙だけではなく卵子や精子を活性化するエネルギー源となる、ミトコンドリアの数を増やすことが重要です。

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