2018年12月10日(月)  不妊治療全般

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不妊治療のホルモン検査とは?

妊娠には、さまざまなホルモンが関わっている。これらの分泌量などを調べることで、子宮・卵巣の機能不全や排卵障害などがわかり、最適な治療法の選択につなげられる。

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ホルモン検査の種類

ホルモン検査には月経周期ごとにそれぞれ適した検査と時期があり、採血にて行われる。

黄体化ホルモン(LH)
卵胞刺激ホルモン(FSH)
月経3~4日目くらい(卵胞期初期)
卵胞ホルモン(エストロゲン)
黄体ホルモン(プロゲステロン)
高温期の中頃(黄体期中期)
乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)
甲状腺ホルモン
いつでも可能

黄体形成ホルモン(LH)測定

黄体形成ホルモンはFSHとともに下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣を刺激し卵胞を発育させる働きがある。

卵胞刺激ホルモン(FSH)測定

卵胞刺激ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、卵胞の発育を促すと言われる。
分泌に異常がある場合、下垂体の働きが悪くなっていたり、卵巣の働きが悪くなっている可能性がある。

エストロゲン(卵胞ホルモン)測定

エストロゲンは卵胞から分泌されるホルモンで、子宮内膜を増殖させる働きがある。
このホルモンの値を測定することで、卵胞発育の目安とすることができる。

プロゲステロン(黄体ホルモン)測定

プロゲステロンは、排卵後の卵胞(黄体)から分泌されるホルモンで、子宮内膜を受精卵が着床しやすい環境に変化させる。このホルモンの値が低いと黄体機能不全という状態になり、着床しにくくなると言われる。

プロラクチン(乳汁刺激ホルモン)測定

プロラクチンは下垂体から分泌されるホルモンで、このホルモンの分泌異常が起きると、月経が不順になったり排卵が障害されることがある(高プロラクチン血症)。

甲状腺ホルモン(T3・T4・TSH)測定

甲状腺疾患による無排卵や月経異常が無いかを調べる。

これらのホルモン分泌に異常がある場合、月経不順などを引き起こして妊娠しにくくなると言われている。原因については様々な要因があげられてはいるが、ほとんどが「原因不明」だ。
主に「遺伝」「ストレス」「悪い生活習慣と食生活」「過度のダイエット」などのリスク要因が絡み合って異常をきたし、症状として現れると考えられている。

妊娠の確率をより高めるために

ホルモン検査で異常が認められた場合、まずは医師に相談し、治療法を決定しよう。また、合わせてストレスや生活習慣の乱れを見直すことが妊娠するために非常に重要だ。
なぜなら、健康な卵子も、ストレスや生活習慣の乱れ、加齢などにより質が低下し、生殖機能が弱まってしまうからだ。

卵子の質の改善には、規則正しい生活のほか、卵子へエネルギーを与える必要がある。そのエネルギーは、ミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官によって産生されている。

ミトコンドリアを活性化させるためには、有酸素運動、ファスティングなど、身体に負荷をかける方法がある。身体に負荷がかかる=エネルギーが必要であるとミトコンドリアが認識し、活性化するという仕組みだ。
規則正しい生活を基本として、生活リズムに無理のない範囲で卵子の質の改善を行ってみるとよいだろう。

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