質の良い卵子を採卵するたった一つの注意点

採卵成功の秘訣は卵子の質を高めること

体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)といった生殖補助医療(ART)でおこなう採卵。

チャンスを逃さないために、排卵誘発剤でできるだけ一度に複数の卵子を成熟させ採卵することを目指しますが、ここでポイントとなるのが「卵子の質」です。

排卵誘発剤の刺激で採卵するとどうしても卵子の質が低下しやすいことも。
そこで注目したいのが卵子のエネルギー源「ミトコンドリア」です。

卵子の質はミトコンドリアの質

受精後、細胞分裂を繰り返し着床、妊娠するまで、全てエネルギーは卵子の中のミトコンドリアがまかなっています。

卵子の中にあるミトコンドリア

卵子の中には多くのミトコンドリアが存在しています。

質の良い卵子を数多く採卵するために、卵子ミトコンドリアの若戻化ATPの活性に気をつけることが、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)の成功の秘訣です。

排卵誘発の種類

排卵誘発には目的にあわせ完全自然周期法から低刺激、中刺激、高刺激まで4つの方法があります。

 
排卵誘発剤
種類
平均採卵数
体の負担
完全自然周期法
なし
0~1個
少ない
低刺激
経口薬
クロミフェン療法
セキソビット、
クロミッド、
フェマーラなど
1個〜3個
少ない
中刺激
クロミッド+注射
クロミッド+hMG
クロミッド+rFSH
3個〜7個
比較的少ない
高刺激
連日注射
ロング法
ショート法
アンタゴニスト法
5個〜
大きくなる場合も

一般的には中刺激の「クロミッド+注射」がよく採用されますが、高齢で卵巣機能の低で低AMHの方など、複数の採卵が見込めない場合は排卵誘発剤を使用しない完全自然周期法が採用されます。

採卵方法

採卵は、卵子の回収率が高く危険性が最も少ない「腟式採卵法」で行われることが多い。腟式採卵とは、腟式超音波(エコー)を見ながら採卵する方法になる。

腟式採卵法

卵子は卵胞の卵胞液の中に守られるように浮遊している。そのため、経膣超音波で卵胞を確認しながら、細い採卵針を卵胞に刺して卵胞液ごと数ml吸引して採卵する。

その後、顕微鏡にて卵胞液中の卵子を回収し、培養液中へ移し培養庫に入れる。

採卵時の麻酔

麻酔は局所麻酔か静脈麻酔を利用することが多い。
どちらの場合も、入院の必要もなく術後の出血がないことを確認の上、採卵後約2〜3時間後に帰宅できる。
基本的には、麻酔がなくても半数の方が痛みは少ないので、耐えられる範囲だと言われている。

採卵は卵子の数より質に注目

体の負担を少なく費用も安く抑えるために、一度の採卵で成功することを目指したいものです。
そのためには卵子ミトコンドリアのケアに関心を持つのが良いでしょう。

卵子のミトコンドリアは、加齢や生活習慣の乱れから、数が減少したり不調になることが知られています。

しかしミトコンドリアは年齢に関係なく、食事などから得る栄養素を見直したり、軽い運動を心がけることで、活性化したり増加させることが可能です。

妊娠できるかできないかは卵子の数ではなく。卵子の質を回復するためにミトコンドリアの若戻化ATPを自分でいかに活性化できるかがポイントになります。

ミトコンドリアの若戻化ATPを活性化させるには

ミトコンドリアは、運動や空腹などで身体に負荷をかけると活発化する特性がある。
そのため、対策には適度な運動やファスティングなどの方法のほか、最近ではサプリメントで比較的手軽に対策することもできるため、取り組む夫婦が増えてきている。

卵子や精子の質が低下していると、いくら治療やタイミングを取ったとしても、妊娠は難しい。そうなると治療が長期化し、経済的な負担も大きなものになりかねない。
不妊治療について悩んでいる夫婦は、ぜひミトコンドリアの若戻化ATPの活性に取り組んでみてはいかがだろうか。

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ミトコンドリアの若戻化ATPとは

ミトコンドリアの若戻化ATPを活性化することが大切

若戻化ATPはミトコンドリアが産生する細胞新生、
細胞分裂を促進するための若化エネルギーです。

細胞分裂、細胞新生にエネルギー産生