2024年3月28日(木)  体外受精

体外受精を成功させるためには?

体外受精の妊娠率は、約20~40%と言われている。この確率は病院・クリニックによって異なり自然妊娠と同様、年齢などにも左右されるため注意が必要だ。
日本産婦人科学会が発表した体外受精を含める高度生殖医療では、5年分の妊娠率は、採卵あたりの妊娠率が約20%強、移植あたりの妊娠率が25~30%程度と発表されている。
しかし、女性の生殖能力である「妊孕力(にんようりょく)」は、20~30代前半をピークに低下していく。特に、40代では妊娠率が極端に低下しているのだ。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

妊孕力を高めるために

その低下理由として、女性の生殖能力である「妊孕力(にんようりょく)の低下」があげられる。
妊孕力は20~30代前半をピークに低下していく。その根本は、卵子・精子の老化だ。

では、成功させるためにはどうするべきか。

胚移植方法を選んで妊娠率を高める

胚移植には、受精後の培養日数によって方法が異なるが、特に「2段階移植」「SEET移植」は妊娠率が高いと言われている。

体外受精の成功率が高い病院選び

体外受精の妊娠率が高い病院は、ノウハウも持ち合わせているため、実績の少ない病院よりも可能性は高くなる。ただし、患者自身にとって信頼できる医師であることが一番であるため、自分には無理だと思った場合は、転院も検討すべきだろう。

日常生活と食生活の改善

生活習慣と食生活の見直しで、年齢を重ねることによる卵子や精子の老化を抑えることが可能だ。老化を抑えられれば、卵子・精子の質を保つことにもつながり、妊娠率を高めてくれる。

・妊娠力を上げるためのポイント

カラダを冷やさない/バランスの良い食事/十分な睡眠時間の確保/適度な運動 など

体外受精の成功率をより高めるために

体外受精は、人工授精と比較すると受精率は高くなる。そのため、妊娠率も高くなると言われており、不妊症の方々にとって非常に重要な治療法になっている。だが、年齢によって成功率は左右されてしまうのも事実だ。

不妊症の方々は、年齢に負けずより妊娠率を高めて無事に元気な子を出産したいという強い思いがあるだろう。
そのためにはまず生活習慣の改善はもちろん、卵子・精子にとって良いと言われる食品・運動などを取り入れるセルフケアも必要だ。

特に卵子・精子には、それぞれが活動するためのエネルギーを生産してくれるミトコンドリアが鍵になる。このミトコンドリアが弱っていると、卵子・精子も弱ってしまい質の低下を招くことになる。

「ミトコンドリアを元気にさせる」=「卵子・精子の質の向上」につながるため、規則正しい生活・適度な運動・バランスの良い食事を心がけることも効果的だ。

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