2024年12月4日(水)  体外受精

体外受精で性別の産み分けは選べるのか?

着床前診断による産み分けが禁止されている日本では、これまでに次のような方法が試されてきた。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

体外受精による産み分け方法

体外受精によって産み分けをする場合、卵子と精子を受精させた後で染色体を調べ、男の子ができるYYか女の子ができるXYのどちらかを子宮に戻すというやり方で行われる。
しかし、どの方法も決して100%成功するとは言い切れず、実際には着床前診断によるもの以外に産み分けをする確実な方法はないのが現実だ。

パーコール法

女の子が生まれるX精子が男の子の生まれるY精子よりも重いことを利用する方法で、女児を希望する人に対して行われる。
取り出した精子をまずパーコール液(死滅精子や変形細胞等を取り除き、質の良い精子だけにするための薬品)に漬け、その後、遠心分離機にかける。そうするとX精子だけが下にたまるので、それを女性の子宮内に注入する。

卵子や精子の質を高める

産み分けを希望する夫婦も多くみられるが、まずは妊娠しやすいカラダづくりが一番必要になる。
そのためには、自身の卵子や精子の質を高めることだ。病院の治療成功率だけに目を向けるのではなく、体外受精の基礎となる卵子と精子の質を上げることが大切だ。そのためにはまず、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。
寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。
特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

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