2024年11月23日(土) 【高齢出産】
羊水検査でわかる染色体異常の種類とは?
羊水検査は、羊水穿刺(せんし)とも呼ばれている。胎児は羊水の中で育つため、羊水中には胎児の細胞が含まれている。この羊水を採取することで、胎児の染色体を検査することができる。
費用は保険適用ではないため、10〜15万円ほどかかる。
検査時期は、妊娠15週~17週に行なう。検査時期は早過ぎても遅すぎても情報は得られない。
採取方法は局所麻酔を施し、お腹の表面から長い針を刺すのだが、麻酔のため痛みはほぼない。超音波で、胎児や胎盤の位置を確認しつつ、針を刺し羊水を採取する。
難しい作業ではないが、流産や感染症への恐れは約0.3%ほどだ。だが、専門的な病院であればほぼ心配はない。
この検査による入院は、ほとんどの場合必要ない。結果は検査から約2週間程でわかるだろう。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
リスク
検査を受ける事で、約300人に1人の割合で流産している。また、感染症を引き起こす場合もある。
流産した場合、その結果をどう受け止めるかなど、心身ともにストレスなどの負担が大きい検査だ。検査を受ける際はパートナーとよく相談して決める事が大切だ。
染色体異常の種類
ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミー、ターナー症候群、クラインフェルター症候群などが分かる。
染色体異常は、出産年齢が高くなるほど確率が上がる事が分かっている。
そのため、ダウン症の発症率は、20代で約0.1%未満、35歳以降は約0.3%、40代前後では約1%という数字がある。
加齢によって卵子が損傷・老化することは避けられない。
その卵子が受精した受精卵は、染色体異常が生じる可能性があるのだ。
高齢出産は、ダウン症の確率が高いということは念頭においておくべき事実である。
卵子や精子の老化を抑えるには
女性は卵子の老化、男性は精子の老化に気をつける必要がある。
近年では、不妊治療も進歩し、様々な方法がある。また、下記のような成分は老化を食い止めるために有効だ。
1:女性ホルモン・男性ホルモンの分泌を促進する働きを持つものを選ぶ
ホルモンの活性に働きかける「ジオスゲニン」、効率的なホルモンの分泌を促す「アグリゴン型イソフラボン」
3:血行不良を改善する
血流改善と自律神経を安定させる「アグリゴン型イソフラボン」
上記のポイントを押さえて、ホルモン環境・卵子と精子の老化を改善し妊娠力を底上げすることが、高齢妊娠・出産において大切なことである。