2019年4月21日(日)  高齢出産

高齢出産向けAMHが低いひとの不妊対策

「AMH」はアンチミューラリアンホルモンの略で、卵胞が発育していく過程で分泌されるホルモンのことだ。
この値を測ると卵巣の予備能(将来的に卵巣に残っていると思われる卵子の数)が予測できるので、不妊治療の一環としてしばしば検査が行われている。

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AMHについての誤解

AMHについてよく誤解が生じるのが「卵巣の予備能が低いということは、妊娠できる可能性が低いということ」というものだが、このことにあまり囚われる必要はない。
確かに、卵子の数は少ないよりは多いほうが妊娠できる可能性は高いだろう。しかし、数が多くても肝心の卵子の質が低ければ結局妊娠には至らない。検査結果はあくまでも参考程度にとどめ、卵子の質を上げる努力をしていくほうが良いのである。

卵子の質の向上

卵子の質を上げるには、規則正しい生活を送ることが大切だ。早寝早起き・栄養バランスのとれた食事・適度な運動を心がけ、心身ともに健康を保つ努力をしよう。
また、体を温めて冷えないようにすることも卵巣を守ることにつながる。体の冷えは卵巣の冷えに直結し、機能を低下させてしまうからだ。
たとえば、体を支える筋肉が緊張すること。支えきれなくなった胃や腸が下に下がって骨盤内にある卵巣を圧迫するので、血流が悪くなって卵巣の機能維持に必要な栄養素が運ばれず、卵子の質が悪くなってしまう。

ミトコンドリアの数が影響

また、卵子の質にはミトコンドリアの数が大きく影響している。ミトコンドリアは人間の体内にもともと存在している物質で、細胞に働きかけてエネルギーを生産する働きがある。ミトコンドリアが増加するほど卵子の質の向上につながるのだ。そのミトコンドリアは運動によって増えることがわかっている。適度な運動を日課にすることでより効率的にミトコンドリアを増やすことができるだろう。

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