2024年4月27日(土)  高齢出産

更年期でも妊娠できる?

一般的に、女性の閉経前後の10年程度の期間を更年期と呼ぶ。
更年期を迎えると妊娠ができなくなるかというと、必ずしもそうではない。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

更年期でも妊娠は可能

更年期であっても妊娠することは可能だ。年齢とともに妊娠率は下がるものの、排卵(月経)がある間は妊娠の可能性がある。長期間生理がなかったとしても、排卵が起こる限り妊娠の可能性は残されている。

気になったら医師に相談を

ただし、更年期になると排卵を伴わない月経(無排卵月経)が起きやすくなるため、生理がきていても妊娠に至りにくくなることがある。
また、閉経と妊娠はどちらも月経が停止するため、間違えることも多くあるようだ。生理の間隔が長くなり、閉経したかと思っていたら、妊娠していたという例もある。医学的には、1年間月経がなかったら閉経とみなすことが多いようだが、気になる症状があれば、医師に相談しよう。

卵子老化の鍵は「ミトコンドリア」

更年期であっても妊娠を目指すためには、卵子が元気であることが一層重要になる。
そして、卵子の力を担っているのはそのエネルギーを生産するミトコンドリアに他ならない。
ミトコンドリアはもともと、人間の体内に備わっている細胞器官で、エネルギーを放出して卵子や精子にそのエネルギーを与え、卵子の生殖機能を促すという重要な役目を担っている。
つまり、ミトコンドリアが老化すると卵子の老化も進んでしまい、妊娠しにくくなるのだ。

ミトコンドリアを増やすには、有酸素運動やプチ断食などのほか、最近ではサプリメントなどで手軽に補うことも可能となっている。

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