2024年11月23日(土) 【卵子対策】
妊娠から着床、受精卵を育てる体質作りとは?
妊娠しやすい体質づくり
妊娠しやすい体質になるには、まず「夜更かし」をやめること。
卵子を作り出す卵巣は、ホルモンバランスの影響を大変受けやすく、休息が重要な器官である。特に排卵日前後は早めに床に入ることをおすすめする。
また、下半身を温めることも重要だ。下半身の冷えは子宮の冷えにも直結するので、ショーツを重ね着するなど、普段から温めることに心がけて置いた方がよい。
また、身体をしめつけない下着を着用、タバコをすわないなど、日常からストレスを減らすことが重要である。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
質の良い卵子を育むには
次に受精卵に至るための卵子の健康について見てみよう。
人が年を重ね、老化してくのと同じで、卵子も老化することは事実である。実際、30代後半〜40代の不妊症に関しては、明確な原因が見つからず妊娠しないというケースが多い。
これは「卵子の老化」を原因とすることが大きいと考えられる。
卵子は、常につくられるわけではなく、生まれた時点で卵子の元の細胞が既に卵巣にあり、その後は減っていく一方である。
妊娠率を左右するのは、排卵される卵子の数と質であり、残された卵子をいかに大切にするかが重要といえる。
卵子の元の細胞は、ホルモンの刺激を受け、3周期かかって発育・成熟する。この周期に沿って体質を改善し、質のよい卵子を育む必要がある。
質の良い卵子に成熟するための環境づくりとしては、まず「卵巣への血流量を増やす」こと。
血流の流れは、生殖細胞に生殖ホルモンを届けるだけでなく、代謝によって生じた老廃物を排出するなどさまざまなはたらきを持つ。
卵胞周囲の血管の血流量が多いほど、発育する卵胞の数が多く、血流が悪いと発育卵数が少ないことも確認されている。