2024年11月27日(水)  不妊治療全般

不妊治療の病院選びに間違わないコツとは?

晩婚化の影響で、日本では不妊治療を行う病院の数がどんどん増えている。
しかし、どこにかかっても安心かといえば決してそうではなく、子供が授かるどころか不愉快な思いをしただけで、結局何百万もの治療費が無駄になってしまった・・・なんていうこともあるので注意してほしい。
具体的に、どのような点に注意して病院を選べば良いのかを調べてみた。

不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善

病院への距離

まず考えなくてはならないのは、自宅から病院への距離である。
名の知られた有名クリニックには全国、時には海外からも患者さんが訪れるが、そのための交通費や宿泊費がかさんで苦労している人は多い。治療中は副作用で体調が悪い時もあるので、長時間の移動はストレスにもなるだろう。
その点、自宅から近い病院なら通院も楽だし、万が一トラブルが起きた場合でもすぐに診てもらえる。どうしても近くに良い病院が見つからない場合は仕方ないが、できるだけ無理なく通えるところを探してみよう。

治療費

次に、かかる費用についてである。不妊治療の検査や治療には健康保険が使えないものも多く、体外受精や顕微授精に至っては一度に数十万円ものお金がかかる。
しかし、これらの料金は病院側が自由に決めているものなので、大学病院のように比較的安価な場合もあれば、目玉が飛び出るほど高額なクリニックもあるというように差が激しいのだ。
もちろん、大金を支払っただけの結果が出るのなら惜しくはないが、料金の高い病院なら技術が高いとは限らない。HPに載せられている実績にもなんらかのからくりが隠されている場合も多いので、夫婦でよく相談し、万が一治療が長引いても通い続けることのできる病院を選ぼう。

担当医との相性

そして、なによりも大切なのが担当してくれる医師との相性である。腕の良し悪しはもちろん、きちんと話を聞いてくれるか、無理に治療方針を押し付けないかなどについても細かくチェックしてほしい。
また、予約電話や受け付けでの対応が良くないところは診察態度もそれなりという場合が多いので、感じが悪い、安心して任せられないと思ったらその病院は避けたほうが無難だろう。

病院治療とともに心がけること

妊娠を望む女性は、少しでも質の良い卵子を育てる必要がある。
卵子の質に関して諸説あるが、卵子そのものを良くするのではなく卵子の元となる細胞(ミトコンドリア)へ働きかけ良い卵子を育てることだ。
貴重な排卵を無駄にしないためにも、質の良い卵子を育てることが大切になるのだ。
では、質の良い卵子を育てるにはどうすべきか。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。
寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。
特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。
少しでも質の良い卵子が育つことを意識して、日頃の生活を整えていきましょう。

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