2024年11月24日(日)  男性不妊

男性不妊の治療流れと費用まとめ

特に避妊しているわけでもないのに2年以上子供ができない場合は「男性不妊」の可能性がある。
そこで病院へ行って調べてもらうわけだが、費用の相場や、治療の流れはどのようなものなのかを見ておこう。

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治療の大まかな流れ

① 問診を受ける。聞かれることは、不妊期間や結婚した日付、治療歴の有無や病歴など。
② 数日間の禁欲期間を設け、精液の検査を受ける。
③ 体や精子の状態により、今後の治療方針を決定する。

病院によって多少の違いはあるが、だいたいこのような流れで治療が進んでいく。医師に話しにくいこともあると思うが、治療の成果を出すためにはどんな小さなことも正直に打ち明けておくことが大切である。

費用の相場

まず一番最初にかかるのは初診時の検査費用で、これはだいたい5、000円前後のところが多い。

次に必要に応じて細かい検査や治療に入っていくが、初期の頃のタイミング法や一般不妊検査であれば、健康保険が適用されて負担はかなり抑えられる。
ちなみに、必ず受けることになる精液検査は、保険を使えば1回あたり1,000円前後である。

問題はその次の段階の生殖補助医療である。これには人工授精・体外受精・顕微授精などが含まれるが、これらの治療には健康保険が使えず全て自費になるため、患者は経済的に重い負担を強いられる。

自治体によってはこうした治療に対して助成金を出してくれるところもあるので、一度役所に問い合わせてみると良いだろう。

かかる費用

・人工授精 / 1回あたり15,000円前後
・体外受精 / 1回あたり70,000~600,000円前後
・顕微授精 / 1回あたり200,000~600,000円前後

料金は病院ごとに自由に設定できるので、高いところでは体外受精と顕微授精の費用が1回あたり100万円を超えることも珍しくない。
一般的に不妊専門のクリニックほど高く、大学病院ほど安くなる傾向があるので、いろいろ情報を集めて自分に合った病院を選ぼう。

より妊娠率を上げるために

また、精子の運動量や質を向上させる心がけも忘れないようにすべきである。

妊娠するには、精子と卵子が受精しなければ始まらない。だからこそ、卵子まで到達し受精させるための「精子の質を高める」ことを意識して、普段の食生活や生活習慣の見直しを夫婦で行おう。
今では、男性のため妊活サプリも出ている。それを飲用して、栄養バランスを調整する方法もある。

サプリメントを摂るときの注意

妊活に良い成分全てを効率よく摂取したいところではあるが、全てを満足に摂取することはなかなか大変だ。しかも、さまざまなサプリメントを多く摂ってしまうと、不必要な成分を余分に摂取することになったり、過剰摂取の不安もあるので注意しよう。
夫婦一緒に、日々の食生活・生活習慣を整え、ストレスを溜めないようにし、自分自身でも妊娠のための環境作りを心がけていくようにしよう。

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