2024年11月21日(木) 【流産 不育症】
流産を繰返す不育症原因と対策は?
「不育症」とは、妊娠はするもののお腹の中で胎児が育たず、2回以上流産や死産を繰り返して子供が持てないことである。
一度は自分の中に芽生えた命が消えてしまうことで精神的ショックが大きく、次の妊娠を考えられるようになるまでに1年以上の月日を要することも珍しくない。
不妊治療成功者の症例
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最も多い原因
原因はいろいろと考えられるが、最も多いのは次のものである。
・ 子宮異常(子宮奇形、子宮筋腫など)
・ 内分泌異常(甲状腺機能異常、糖尿病など)
・ 免疫異常(抗リン脂質抗体症候群、自己免疫疾患など)
・ 夫婦染色体異常(均衝型転座など)
・ 内分泌異常(甲状腺機能異常、糖尿病など)
・ 免疫異常(抗リン脂質抗体症候群、自己免疫疾患など)
・ 夫婦染色体異常(均衝型転座など)
検査の結果、これらの症状が原因であるとされた場合には、それぞれに合った治療を始めることになる。
例えば、抗リン脂質抗体症候群は血液が固まって血栓ができ、胎児に必要な酸素や栄養が届かなくなってしまうというものであるが、この場合は頭痛によく使われるアスピリンを少量服用することによって血を固まりにくくする。
また、夫婦どちらかの染色体異常が原因で流産や死産を繰り返す場合は、残念ながら根本的な治療法はない。しかし、最終的には60~80%の夫婦が妊娠・出産に成功しているので、遺伝相談を受けながら妊娠への可能性を探っていけば良いだろう。
他の原因についても、このように必要な治療や説明を受けながら少しずつ解決法を考えていく。精神的に辛いことも多いが、夫婦で協力して乗り切っていこう。
不育症は、染色体異常などの先天的な要因ではない限り、年齢を重ねて卵子が衰えれば誰にでも起こりうる可能性のあるものだ。
不育症を避けるために
不育症のリスク要因をまずは検査する事が重要だ。
原因が特定されない場合も存在するが、検査を行いリスク要因がわかればそれに対して適切な治療選択を行っていく必要があるだろう。
その他にも食生活や生活習慣、ストレスなども見直すしていくことは大切である。