2024年11月22日(金) 【男性不妊】
男性不妊向けDHEAが危険な理由とは?
DHEA
DHEAは(Dehydroepiandrosterone)の略でもともと体内に存在しているホルモンであり、主に副腎皮質で分泌されている。
男性が服用すると、男性ホルモンの一種であるテストステロンの量が増加して減退していた性欲が戻ってくるという効果があり、不妊対策にも使われている。だが、日本ではまだ認可の下りていない薬ということで未知の部分が大きく、安易な使用は控えたほうが良い。
また、DHEAは発がん性の報告がある日本国内では医薬品として扱われるステロイドの一種だ。
日本では医薬品扱い
その理由の一つは、このサプリが日本では医薬品扱いであり、個人単位で手に入れるには輸入に頼らざるを得ないということだ。
当然ながら、日本のメーカーが日本人向けに作っているものとは違い、日本人の体の特徴に対する配慮は一切なされていない。欧米人とは体のつくりが違うので、どんなトラブルが起きるか予測できない。
副作用の問題
次に、副作用の問題がある。これまでに日本でDHEAを試した男性に表れた副作用としては、次のようなものが報告されている。
・長期連用後の服用中止による倦怠感、肝炎、不整脈
・発がん性、または前立腺がんの進行
サプリメントに関してはたいてい何らかの副作用が起きるものだが、DHEAの服用によって起きるものは命に関わるから恐ろしい。