2024年11月24日(日) 【不妊治療全般】
hMG注射の効果と副作用まとめ
「hMG注射」は、卵巣に直接働きかけて卵胞の発育を促すもので、不妊治療の際にこれを使うとスムーズな排卵が期待できる。
注射からおよそ36時間後に排卵が起きるとされており、そのタイミングに合わせて性交をしたり、人工授精をしたりすると妊娠の成功率が上がるため、現在の治療状況に合わせて病院から処方される。
不妊治療成功者の症例
イースタティックミネラルES-27により卵子・精子のミトコンドリアの質を改善
主な副作用の症状
頻繁に使用される排卵誘発剤の一つだが、副作用に悩む女性も少なくない。
薬の特性上、卵胞が過剰に刺激されてしまうことがあり、この状態を「OHSS=卵巣過剰刺激症候群」と呼ぶが、主に次のような症状が出ると言われている。
・腹痛
・腰痛
・吐き気
・下痢
・腹水
・急激な体重の増加
・尿量の減少
副作用は人によって異なるため、これら以外の症状が出る場合もあるが、辛い状態が続くようであれば早めに医師に相談しよう。
人によってはOHSSの症状が非常に強く出ることもあり、場合によってはそれ以上の使用は危険と判断され、治療がストップすることも考えられるためだ。