2017年1月17日(火)  不妊治療全般

排卵誘発剤hMG注射とは?


hMG(ヒト閉経ゴナドトロピン)とは

hMGとは、不妊治療などに用いられる排卵誘発法の一つ。
成分は「ヒト閉経ゴナドトロピン」と呼ばれる、閉経後の女性の尿から作られる「性腺刺激ホルモン」の一種だ。卵巣を刺激して卵胞を成熟させる注射剤になる。

体外受精の時には、ほぼ必ずと言っていいほど用いられるようだ。

hMG注射を用いた治療方法

排卵前の低温期にhMG注射を行い、卵胞を成熟させる。その後、成熟した卵胞を排卵させるために、hCG注射を打ち排卵させる。これを「HMG-HCG療法(ゴナドトロピン療法)」という。

適応されるケース

・排卵障害
・無月経(2度目から)
・通常の排卵誘発剤(クロミッドなど)だけでは妊娠に至らない場合
・体外受精などで、多くの排卵を起こし受精の確率をあげたい、より質の良い卵子数多く欲しい場合    など・・・

費用

治療内容により健康保険が適応されるかどうかで差は出るが、1回につきおよそ1,500円〜3,000円の範囲内で受けることが可能である。

排卵誘発率は「約7割以上」という比較的高い割合で分かるように、強力な排卵誘発方法になるため、副作用が出てくるケースがある。そのため、治療中は患者さんの体調にも注意が必要だ。

主な副作用

・OHSS(卵巣過剰刺激症候群)

10%~20%程度の確率。卵胞が過剰に刺激され、腹水や卵巣が腫れたりなど様々な症状が現れる。また、様々な合併症を引き起し、重症化することもあるため、非常に注意が必要な副作用の一つ。

・多胎妊娠

20%程度の確率。双子・三つ子のように、2児以上の妊娠を指す。多胎妊娠は流産や妊娠中毒症などになる確率が高くなる傾向にある。

上記の副作用がそれぞれの確率で起こることが多いようだ。そのため、気になる症状が現れた場合は、すぐに担当医へ相談する事をおすすめする。

不妊治療を成功させるためには

不妊治療で、最も重要視されるのは、「卵子と精子の質」だ。
しかし卵子も精子も、歳を重ねるごとにその生殖機能は衰えてきてしまう。もちろん、加齢の他にも卵子や精子の質を下げてしまう要因として、ストレスや不規則な生活など多くあげられる。

では、「質の良い卵子と精子」を作るにはどうすべきか。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子や精子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。特に筋肉の中に多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

ミトコンドリアの活性化

卵子や精子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、精子や卵子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り、卵子と精子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり質が向上し、不妊治療に費やす時間も短縮することに繋がるのだ。

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