2017年1月23日(月)  不妊治療全般

基礎体温測定だけで排卵日がわからない理由


基礎体温を測ると、ある程度次の排卵日を予測することができる。
しかし、それは必ずしも正確とは言えない。なぜなら、よく言われている「体温が一番低かった日が排卵日」というのは、半分正解で半分間違っているからだ。

排卵しやすい日

WHO(世界保健機関)が示した基礎体温の定義によると、排卵しやすい日は

・ 最も体温が低かった日(日本不妊学会による一致率:51.8%)
・ 体温が下がった日(日本不妊学会による一致率:56.3%)
・ 低温期の最終日(日本不妊学会による一致率:62.5%)
・ 高温期の初日(日本不妊学会による一致率:26.8%)

であるとされている。時期的には近くても実際には数日ほどズレが生じるので、基礎体温の測定だけで排卵日は分からないのである。

排卵予測システム

そこで役に立つのが「ウェルカムチェッカー」だ。

ネット上のサイトから年齢・希望する赤ちゃんの性別・過去2回以上の生理開始日を入力すると、次回の排卵予定日が割り出されるというものだ。

排卵日と排卵周期の表示や産み分け方法のアドバイスなど、赤ちゃんを待ち望むカップルが知りたい情報がたくさん載せられている。

会員登録をすると一度登録した過去の生理開始日を自動で記憶してくれるので、いちいち入力し直す手間がなく便利だ。

また、産み分けに最適な日を事前にメールで知らせてくれるので、いつパートナーと性交すれば良いのかも分かる。

もちろん、人間の体の状態は基本的に予測不可能なので、100%正確というわけではない。しかし、基礎体温の結果と併用して使うことにより、妊娠や産み分けの成功率はぐんと高まるだろう。

操作が簡単なので、あまりパソコンに慣れていない人でも使えるところも魅力だ。

ウェルカムチェッカー

排卵日を把握した上で、より妊娠しやすくするために

妊娠しやすい時期は、排卵日の「2日前」「前日」「当日」「翌日」となる。
good timing
この排卵日を把握するために、上記の方法とともにタイミングを掴んで行っていく。

妊娠を考慮した潤滑ゼリーの活用

頚管粘液は精子を卵管へ導き、卵子へと進ませる為に必ず必要なものだ。排卵日タイミングに性交を持ったとしても、頚管粘液が少なく濡れにくい体質は妊娠への可能性を大きく低下させる。

その為、フーナーサポート潤滑ゼリーなどの人工頚管粘液型の潤滑ゼリーを用いることで、膣内環境を弱アルカリ性化して、精子の活動をサポートするため、自然妊娠の確率を上げてくれるのだ。

潤滑ゼリーにおいて注意すること

膣内の酸性度を排卵日周辺日だけ弱める為、精子が生存しやすい環境にする「妊娠向けの潤滑ゼリー」を使用する事が自然妊娠の可能性を高める。

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

適切な潤滑ゼリーを使用することで自然妊娠の確率を高め、フーナーテストを良好に導くことが可能なのだ。

妊娠を目的とした潤滑ゼリーの選び方のまとめ

  1. 成分が弱アルカリ性であること
  2. 液体の硬さ(粘度が300以下であること)
  3. 浸透圧が頸管粘液と精液と同等に作られている
  4. 容器の形状

妊娠目的の潤滑ゼリーと一般的な潤滑ゼリーの違い

jelly_01・一般的な潤滑ゼリー
主に「濡れにくい」という女性が使う潤滑ゼリー。
スムーズな性交を求めるカップルがいるが、安価で、性風俗などに利用されるような潤滑ゼリーを使用することは、殺菌成分や防腐剤が多く、また滑りだけに重点が置かれている。
そのため、粘土が硬く、子宮口にフタをしてしまう。
jelly_02・妊娠目的の潤滑ゼリー
妊娠目的の潤滑ゼリーは、人工頸管粘液と同じ成分で再現され、精子を殺す成分は入っていない。
そのため、潤滑の役割を果たしながら精子を膣内で長生きさせ、活発に動き回れるために粘度も柔らかい。さらに、頸管粘液と同じ弱アルカリ性のため、膣内の酸性度を中和させ、吸い込むように子宮口に精子を導いてくれる。
妊娠目的の潤滑ゼリー
ph値 弱アルカリ性 酸性または中性
理由 精液や頸管粘液と同じ弱アルカリ性にすることで精子を元気に長生きさせるためだ。 性風俗などでの使用を目的として製造されていることが多く、抗菌作用が強く精子を弱らせる成分が配合されている。
粘度 柔らかい(粘度300未満) 一般的に硬いものが多い
理由 精子が膣内で自由に泳ぎまわれる為 滑りを目的として製造されている為
浸透圧 精液と頸管粘液の浸透圧の差を無くす浸透圧を採用 記載なし製品が多い
理由 精子が子宮口に入り込むために最も重要な精液と頸管粘液との間に「液体の壁」を無くす為
容器形状 抗菌使い切りスティック ボトル、チューブボトルタイプ
理由 使用時の雑菌の繁殖を抑えるため1回づつの抗菌スティックで無菌状態が保てる為、成分内に保存料や抗菌剤がほとんど必要ない。 開封状態で手などに取って使用するため、雑菌が繁殖しやすいため、抗菌剤や保存料を多く使用する必要があり、結果、精子を殺してしまう。

 

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妊娠目的の潤滑ゼリー

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