2017年1月23日(月)  サプリメント

葉酸サプリの間違った使い方


精子の染色体異常を抑えたり、子宮内壁を強化したりして不妊の改善に役立つ葉酸だが、間違った使い方をするときちんと効果が出なかったり、体に悪影響を与えたりする可能性がある。

葉酸とは

基本的に、葉酸は体内への摂取が難しい栄養素だ。熱に弱いので調理の過程でほとんどが壊れてしまうし、水溶性ビタミンなので尿の中に排出されてしまう。そこで厚生省が国民に勧めているのがサプリメントなのだが、一日あたりの摂取目安量は400μgと定められている。

葉酸は不妊や胎児の健やかな成長に効くというイメージが強いので、少しでも効果を高めようと余分に摂りたくなる気持ちは分かる。

しかし、既定の量を超えて摂取してもあまり意味はないので、副作用を避けるためにも摂取目安量はきちんと守ってほしい。

摂取する時期

また、葉酸サプリを取り始める時期も重要だ。胎児の発育を助けることから「妊娠してから葉酸を始めた」という人も多いのだが、実はそれではちょっと遅い。

なぜなら、胎児の体の重要な器官が作られる妊娠5~6週目の時期は、妊娠に気付いた頃にはもう過ぎてしまっているからだ。

子供を望むなら、具体的に妊娠計画を練り始める前、できれば結婚を意識した頃から葉酸サプリを取り始めてほしい。精子の状態を良くするため、パートナーである男性も一緒に飲むとより効果的だ。

そして「葉酸を摂っているから大丈夫」と過信せず、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事に気を付けて、妊娠しやすい体づくりを心がけることが大切だ。

こうして地道な努力を続けていれば、いざ赤ちゃんを迎える頃には体内環境は程よく整っていることだろう。

注意すべきこと

また、気をつけたいのは、妊活に良いと言われる成分をサプリメントで何種類も摂っていると、不必要な成分を余分に摂取することになったり、過剰摂取の不安もある。

そこで今では、これら不妊症に悩む女性や男性に必要な成分を一つにバランス良く配合した「オールインワンサプリや最近注目されている「イースタティックミネラル」を含むサプリなども開発されている。

一つの成分だけにこだわるのもよいが、こういった製品を活用して必要な成分を体にも財布にも負担なく、バランスよく摂取するのも一つの方法ではないだろうか。

夫婦一緒に、日々の食生活・生活習慣を整え、ストレスを溜めないようにし、自分自身でも妊娠しやすい身体作りを心がけていくようにしよう。

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