2017年1月21日(土)  男性不妊

男性不妊の原因


男性不妊の原因と種類

男性不妊の原因の約90%が「造精機能障害」だと言われている。造精機能とは、精子をつくり出す機能であり、この機能自体に問題が起こることで、精子を作れなくなる状態になるのだ。

一度の射精で精子数は数億とされており、そのうち子宮の前で99%が死滅し、子宮にいる精子は数十万以下となる。そして、卵子の周囲まで到達できるのは数百以下とされている。

そのため精子数が少なかったり、運動性に乏しい精子は卵管に到達することができず、妊娠できない原因となるのだ。

主な原因

・先天的な性染色体の異常
・停留睾丸
・おたふく風邪
・糖尿病
・飲酒・喫煙
・性病
・性交障害
・原因不明

造精機能障害の種類

・無精子症

造精機能障害の中で最も重い種類で、精液中に精子が1匹もいない状態で「閉塞性無精子症」と「非閉塞性無精子症」に分けられる

・乏精子症

精液内に精子は存在するが、精子数が少ない状態

・精子無力症

精子数は正常だが、その精子の運動率が悪い状態

その他の種類

・精索静脈瘤

精索と呼ばれる部分の静脈に瘤ができた状態

・先天性精管欠損

生まれつき精管がなく、精子が精巣内に閉じこめられた状態

・膿精液症

前立腺や精嚢などの炎症により、精液中に白血球が増加し、精子の運動率を低下させる状態

・無精液症

精液が造られない状態

・逆行性射精

精液が尿道に送られず、膀胱に逆行する状態

・勃起不全(ED)

性交時に十分な勃起が得られない・十分な勃起が維持できない・満足な性交が行えない状態

・膣内射精障害

膣内で射精することが難しい状態

何らかの問題を持っている

男性不妊で悩まれている方は、上記のように、精子になんらかの問題を持っていることが多いようだ。そのため、「人工授精」「体外受精」とステップアップすることもあるのだが、どうしてもその分、経済的な負担も重くのしかかる。

しかし、あきらめるのはまだ早いだろう。

自分でも努力次第で「質の良い精子」を作ることが出来るかもしれない。では、いったいどのような対策があるのだろうか。

精子の運動率向上

まず当然、食事の栄養バランスはとても大切だ。なかでも、質の良い精子を作るもとになるといわれるのが亜鉛やビタミンEだ。

「亜鉛やビタミンE」は、牡蠣やアーモンドなどに多く含まれているが、食事から十分に補給しづらい場合は、サプリメントを利用するのも一つの方法だろう。

そして、現代人特有の悩みともいえる「ストレスや運動不足」の解消に努めてほしい。

少しぐらいのストレスなら、気持ちにハリを持たせるためにも必要だが、過剰なストレスは細胞をサビつかせ、老化を早め、これが精子力の低下にも影響する。

また運動不足により血流が悪くなると精子を作るのに必要な酸素や栄養素が行き届かなくなってしまう。そうなると精子の質も悪くなってしまうため、毎日少しずつでも運動するようにしよう。

さらに、精子の運動力アップに繋がる一番の近道と言える対策として「ミトコンドリアを元気にさせること」が効果的だ。筋肉を鍛えれば、体内に存在する細胞へエネルギーを生産・配給する「ミトコンドリア」の数も増えて一石二鳥だ。

ミトコンドリアは体全体の細胞はもちろん、精子の生殖機能を働かせる細胞にもエネルギーを生産・配給する細胞器官だ。そのため、このミトコンドリアが弱まると、精子も動けなくなってしまう。

そこで、そのミトコンドリアを回復させるために、最近注目されているのが「イースタティックミネラル」というサプリメント成分だ。

エネルギー不足で弱ってしまったミトコンドリアに、「イースタティックミネラル」がエネルギー補給をしてくれる働きを持っているのだ。

ミトコンドリアが蘇ることで、精子へのエネルギー配給もスムーズになり、より質の良い精子が作られることで妊娠力がアップし、不妊治療に費やす時間も短縮することに繋がるのだ。

▼評価の高い関連記事

  • 男性不妊の検査男性不妊の検査 男性不妊の検査 男性不妊の検査は、泌尿器科で受けよう。男性不妊が疑われる場合、正確な診断・治療を受けることが可能だからだ。もちろん不妊専門の婦人科でも精液検査は受けられるが、泌 […]

コメントを残す

文字サイズ:

  • 精子の若返りにも期待されるイースタティックミネラル

当サイトについて

妊娠や不妊症などに関する一般的な情報から最新情報まで、当サイトのコンテンツをとおして様々な情報を収集していただけます。

お問い合わせ先

NPO法人 医療情報調査研究会
info@kenko-np.com
お問い合わせはこちらで受け付けております。

当サイトについて

健康新聞デジタルニュースは医師による記事監修を行なっています。

PAGE TOP