2017年1月19日(木)  男性不妊

男性不妊の原因と対策


晩婚化が進む日本では、実に男性の10人に1人が不妊体質であるといわれている。
そのうち9割を占めるのが、元気な精子をつくりだすことができない「造精機能障害」である。

造精機能障害の種類

無精子症

精液の中に、精子が全く見当たらない状態。数を増やしたり、運動能力を上げたりといった対処で解決できないので、造精機能障害の中では最も深刻なものとなる。

無精子症は、精巣の中で精子が作られているにも関わらず、精子の通り道が塞がれていることから受精が成立しない「閉塞性無精子症」と、精子自体が存在しない「非閉塞性無精子症」の2つに分類されている。

外科手術によって精子の通り道を作ったり、ほんの少しでも精子が見つかればそれを取り出して顕微授精させたりするなどの対応をとる。

乏精子症

精子は作られているものの、極端に数が少ない状態。ほんの少し基準を下回る程度であればタイミング法が成功するケースもあるが、ほとんど見当たらない場合は人工授精や体外受精を行う必要がある。

精子無力症

精子の数には問題がないけれど、質が悪く、あまり元気ではない状態。数々の困難を乗り越えて卵子の元にたどり着くには精子に十分な運動能力があることが必要なので、性交を繰り返してもなかなか妊娠に至らない。

精子の活動は、日常の心がけで改善する

精子に何らかの問題を生じる原因の中には先天的なものもあるが、後天的なものが大半であるといわれている。

例えば、過度の飲酒や喫煙、不規則な生活などでストレスが蓄積され、精子に影響してしまうというものだ。このような、後天的な原因の場合、本人の努力によって改善することは十分に可能である。

なるべくストレスを溜め込まない生活をおくることが一番望ましいことではあるが、忙しい現代人にはそう簡単に実行にうつすことはできない。
しかし、精子の活動が弱まるメカニズムをしっかり理解して、少しずつでも改善にはたらきかけることは可能である。

出来れば自然妊娠したい

「出来る事なら自然妊娠したい」そう願うのが当然だ。その為に精子の事を知る必要がある。

一回の射精で精子は3ml中に約4億匹、でも子宮口にたどり着き卵管へ到達するのはたったの100匹

精子が卵管にたどり着くには、なんと40000分の1の確率であるという事だ。では、どうしてそれだけ多くの精子が膣内で死んでしまうのだろうか?

精子の寿命は膣内では4時間程度、卵管に入ると2日程度生きる事が出来る。

膣内の液体(バルトリン腺液)は精子にとって過酷な「酸性環境」で寿命は約4時間、卵管内の液体(頚管粘液)は精子にとって天国な「弱アルカリ性環境」で2日程度。

膣内に射精された精子はすぐには卵管に入り込む事が出来ない。膣内のバルトリン腺液内で40000倍の生き残りレースが行われる。

精子の量や運動率に問題があると指摘され人工授精・体外受精をすすめられたら、その前に一度、人工頚管粘液型の潤滑ゼリーを試してみよう。

膣内環境の悪化が精子を殺し、妊娠の可能性を下げている

膣液は、膣周辺から分泌される「バルトリン腺液」と「頚管粘液」の2種類で構成されている。
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バルトリン腺液は、膣内を清潔に保つため酸性になっており、自浄と潤滑の役割を果たす。
頚管粘液は弱アルカリ性で若干糸を引く程度のサラッとした液体で、子宮から分泌され精子を子宮口に吸い込む役割を持っている。

また、膣内環境の悪化は、ストレス・加齢・ホルモン異常などによって、バルトリン腺液の酸性度が強くなり、もともと弱アルカリ性の液体の中でしか生きる事が出来ない精子を殺してしまうのだ。

性交後に行うフーナーテストで不良の診断を受ける多くは、この膣内環境の悪化が主な原因なのだ。

精子を殺さない膣内環境への対策

膣内の酸性度を排卵日周辺日だけ弱める為、精子が生存しやすい環境にする「妊娠向けの潤滑ゼリー」を使用する事が自然妊娠の可能性を高める。

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

フーナーサポート潤滑ゼリーなど、適切な製品を使用することで自然妊娠の確率を高め、フーナーテストを良好に導くことが可能なのだ。

妊娠を目的とした潤滑ゼリーの選び方のまとめ

  1. 成分が弱アルカリ性であること
  2. 液体の硬さ(粘度が300以下であること)
  3. 浸透圧が頸管粘液と精液と同等に作られている
  4. 容器の形状

妊娠目的の潤滑ゼリーと一般的な潤滑ゼリーの違い

jelly_01・一般的な潤滑ゼリー
主に「濡れにくい」という女性が使う潤滑ゼリー。
スムーズな性交を求めるカップルがいるが、安価で、性風俗などに利用されるような潤滑ゼリーを使用することは、殺菌成分や防腐剤が多く、また滑りだけに重点が置かれている。
そのため、粘土が硬く、子宮口にフタをしてしまう。
jelly_02・妊娠目的の潤滑ゼリー
妊娠目的の潤滑ゼリーは、人工頸管粘液と同じ成分で再現され、精子を殺す成分は入っていない。
そのため、潤滑の役割を果たしながら精子を膣内で長生きさせ、活発に動き回れるために粘度も柔らかい。さらに、頸管粘液と同じ弱アルカリ性のため、膣内の酸性度を中和させ、吸い込むように子宮口に精子を導いてくれる。
妊娠目的の潤滑ゼリー
ph値 弱アルカリ性 酸性または中性
理由 精液や頸管粘液と同じ弱アルカリ性にすることで精子を元気に長生きさせるためだ。 性風俗などでの使用を目的として製造されていることが多く、抗菌作用が強く精子を弱らせる成分が配合されている。
粘度 柔らかい(粘度300未満) 一般的に硬いものが多い
理由 精子が膣内で自由に泳ぎまわれる為 滑りを目的として製造されている為
浸透圧 精液と頸管粘液の浸透圧の差を無くす浸透圧を採用 記載なし製品が多い
理由 精子が子宮口に入り込むために最も重要な精液と頸管粘液との間に「液体の壁」を無くす為
容器形状 抗菌使い切りスティック ボトル、チューブボトルタイプ
理由 使用時の雑菌の繁殖を抑えるため1回づつの抗菌スティックで無菌状態が保てる為、成分内に保存料や抗菌剤がほとんど必要ない。 開封状態で手などに取って使用するため、雑菌が繁殖しやすいため、抗菌剤や保存料を多く使用する必要があり、結果、精子を殺してしまう。

 

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妊娠目的の潤滑ゼリー

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