2017年1月23日(月)  体外受精

胚移植から着床までの日数はどれくらい?


「胚移植」は体外受精や顕微授精をする際に行われるもので、取り出した卵子と精子が受精して細胞分裂を始めるタイミングで女性の子宮内に移植し、着床を試みる治療法だ。

着床から妊娠までの日数

着床までにはだいたい3~5日ほどかかるといわれており、成功したかどうかはHCG値を測定して判断する。(HCGは胎児の胎盤から分泌される物質)

その後、さらに2週間ほどの期間をおいて妊娠しているかどうかの検査を行い、陽性反応が出れば無事胚移植成功となるわけだ。ちなみに、妊娠5週目に入ってから胎嚢が確認されると、そこで初めて臨床的な妊娠と診断される。

胚移植の成功率

胚移植の成功率は、一回あたり20~40%程度といわれている。患者さんの年齢が上がればそれだけ卵子や精子の質が悪くなるので成功率はさらに下がり、40歳を過ぎるともうほとんど可能性は残されていない。

あまり自分の体に関心を払ってこなかった人ほど「不妊治療をすれば簡単に妊娠できる」と思い込んでいる傾向があるが、妊娠・出産ができる年齢には限界があるのだということを知っておこう。

ちなみに、子宮内膜に胚が受精するのに適したタイミングを「着床の窓(インプランテーションウィンドウ)」と呼ぶが、これは開いてから3~4日たつと再び閉じてしまう。

そのため、3日目胚なら同じく高温期の3日目に移植するといった感じでタイミングを合わせていかないと、せっかくの胚が着床に至らず無駄になってしまうケースも多いのだ。

タイミングをしっかり合わせるため、最近では新鮮胚ではなく凍結しておいた胚を使う人も増えている。ただこれも、現在の医学では着床の窓が開く時期を正確に予測することは難しいので、新鮮胚に比べればわずかに成功率が上がるという程度のことでしかない。

より着床率を上げるためには

男性は精子の運動量を活発にさせ、女性は胎児を育てられる体内環境を整えることが不可欠だ。

そのためには、女性は卵子の老化、男性は精子の老化に気をつける必要がある。近年では、不妊治療も進歩し、様々な方法がある。また、漢方薬やサプリメントも出ている。

そのため、何が自分に合っていて、何を基準に選ぶべきなのか、全く分からないという状況にも陥ってしまうこともある。
その場合、3つのポイントがあるので、それを把握しておくと選びやすい。

1:女性ホルモン・男性ホルモンの分泌を促進する働きを持つものを選ぶ

ホルモンの活性に働きかける「ジオスゲニン」、効率的なホルモンの分泌を促す「アグリゴン型イソフラボン」

2:卵子・精子のエネルギー源であるミトコンドリア量を増やす

生殖細胞にエネルギーを与える「イースタティックミネラル

3:血行不良を改善する

血流改善と自律神経を安定させる「アグリコン型イソフラボン

上記3つのポイントを押さえて、サプリメントなどを選び、ホルモン環境・卵子と精子の老化を改善させ、より妊娠力を底上げすることが、高齢妊娠・出産において大切なことだ。

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