2017年1月21日(土)  高齢出産

高齢出産対策は何歳から始める?不妊症基礎知識


日本産婦人科学会の定義によると、高齢出産は「35歳以上の初産婦」とされている。ちなみに、超高齢出産という言葉もあり、その場合は50代以降の出産のことを指す。

ミトコンドリアの活動低下

卵子や子宮、精巣・精子などは年齢とともに「ミトコンドリア」の活動低下に伴い、衰えていくので、20代~30代前半の頃に比べると自然妊娠できる確率はガクッと下がる。

特に避妊もしていないのに2年以上妊娠しない場合は不妊症の可能性があるので、早めに婦人科へ行って相談しよう。

不妊と診断された場合

不妊と診断されると、通常は排卵日に合わせて性交を持つ「タイミング法」が勧められる。夫婦どちらかの体に特に問題がなければ、この方法により5周期で約9割の人が妊娠に成功する。

そして、タイミング法を試しても妊娠できなかった場合は、次に人工授精へと進む。これは、女性の子宮内に直接精子を注入する方法で、成功率は1周期あたり7~9%。

この方法を試して妊娠する人はほとんどが5~6回のうちに結果を出しており、同じ回数を受けてもだめな場合は次の体外受精へと進むことになる。

体外受精は、不妊治療の最後の段階であり、成功率は平均で約3割と決して高くはない。

40代以降になると約1割の人しか妊娠できず、また再チャレンジするにしても他の治療法に比べると1回あたりの費用が高額なので、この場合もできるだけ成功しやすい年齢の若いうちに考えてみることをおすすめする。

高齢出産には「妊娠しにくい」という大きな問題が付きまとうが、もちろん悪いことばかりではない。

気持ちに余裕があるので生まれてくる子供をのびのびと育ててあげることができるし、しっかり貯金していれば不妊治療にかかる費用も無理なく捻出できる。

妊娠しやすいカラダづくりも

もちろん、自分に合った不妊治療を続けることが前提ではあるが、少しでも妊娠しやすい体質に変えるために、生活習慣を見直すことも大切だ。質の良い卵子や精子を作るためには規則正しい生活が欠かせない。

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

また、エネルギーを放出して卵子や精子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。特に筋肉の中に多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

さらに、卵子や精子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、精子や卵子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

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