2017年1月19日(木)  不妊

気になる性交痛とは?


性交痛とは

性交前、性交中、性交後のいずれの時期かに生じる痛みのことだ。このような性交痛を感じる女性は意外に多く存在する。痛みを感じる場合、何かの病気が隠れている可能性があると聞いたことがあるが、病気だけが性交痛の原因ではないのだ。

まず最初に確認すべきなのは、性交時に男性器を受け入れるための準備が出来ているのかどうかだ。たとえば、膣の粘膜から分泌される潤滑液が十分に出ていないのに挿入すれば、痛いのは当たり前だ。

逆に、男性器を受け入れる準備が十分に出来ているに痛い場合、原因は別にあるということが分かる。性交痛の原因にはさまざまな要因があり、その要因が絡まり合っているケースがよくあるそうなのだ。

症状

< 痛みを感じる箇所 >
・入口部性交痛:膣入口部分(外陰部や陰唇など、腟開口部周辺)
・深部性交痛:奥の部分(骨盤内で感じる部分)
< 痛みの種類 >
擦れるような痛みから、鋭く締めつけるような痛みなど様々だ。そのため、簡単に性交痛の痛みの程度を分けてみた。

  1. 性交しようとしても痛みで最初から性交ができない
  2. 性交時に軽度の痛みがあり性交後に痛みが残らない
  3. 性交を途中でやめなけらばならない程の痛みがあり、性交後にその痛みが残り、性生活に影響する

個々の症状によって、治療などの今後の対応が変わってくるため、自分の痛みがどの箇所でどの程度痛いのか、把握しておくようにしよう。

主な原因

性交痛の原因となる病気は幅広い。そのため、気になる場合は早めに産婦人科で診てもらうことが一番だが、いくつか要因となるものをあげてみた。

■ カンジダ膣炎などの感染症
■ ホルモンバランスの乱れ
■ 薬の服用(ピル・ホルモン療法などの薬にる免疫低下)
■ 疲労・精神面(疲れ・ストレスなどの免疫低下、トラウマなどの精神的な恐怖や緊張など)
■ 子宮内膜症による癒着
■ 癒着(卵巣腫瘍・腹膜炎・腹部切開などの手術をされている方に起こりやすい)
■ 体質・環境(子宮後屈・子宮の奇形・先天的な異常・ゴムアレルギー・出産の後遺症・骨盤や恥骨の変形など)

性交痛を改善するためには

性交痛を気にし過ぎてしまっては、妊娠したくてもなかなか難しいかもしれない。なぜなら、性交をすること自体がストレスに感じてしまうからだ。

妊娠するためにはストレスは大敵。妊娠するための性交でストレスを作ってしまっては元も子もない。では、性交痛を改善するためにはどうすべきか?

性交痛の原因によって対応は変わるとは思うが、潤滑ゼリーを一度活用してみよう。また、性交時の体勢などもパートナーと相談して、痛くないように行うことも大切だ。

性行為・子作りというものは、独りよがりで行うものではない。夫婦揃って協力し合って行うべきだ。だからこそ、妊娠するためにストレスにならないよう、楽しく思いやりを忘れずにタイミングをとって行って欲しい。

そのためには、まずは痛みの原因を追求し、その痛みを緩和させる方法を見つけよう。まずは、ストレスにならない性交を持つことを目指し、妊娠できるように身体の環境も整えていこう。

妊娠しやすい環境づくり

妊娠しやすい時期は、排卵日の「2日前」「前日」「当日」「翌日」となる。
good timing
このタイミングを把握するために、下記の方法とともにタイミングを掴んで行っていく。

基礎体温を付ける

妊娠するにはまず、基礎体温をつけることは必須だ。基礎体温を付けることで、自分の排卵日の予測をたてやすくなる。また、測定結果・体調・性交の有無もグラフに書き込むことで変化も分かりやすくなる。

尿検査・排卵検査薬

尿中の「LHサージの」分泌量を検出し、排卵のタイミングを把握する。「LHサージ」がみられたら、そこから約12〜36時間(ピークからは10〜12時間)以内に排卵が起きる。

妊娠を考慮した潤滑ゼリーの活用

頚管粘液は精子を卵管へ導き、卵子へと進ませる為に必ず必要なものだ。排卵日タイミングに性交を持ったとしても、頚管粘液が少なく濡れにくい体質は妊娠への可能性を大きく低下させる。

特に精子に問題がないのに、原因不明でなかなか妊娠できないカップルの多くが、この頸管粘液と膣内環境が原因だと言われている。

その為、フーナーサポート潤滑ゼリーなどの人工頚管粘液型の潤滑ゼリーを用いることで、膣内環境を弱アルカリ性化して、精子の活動をサポートするため、自然妊娠の確率を上げてくれるのだ。同時に、フーナーテストの結果も期待が持てるはずだ。

ただし、活用する潤滑ゼリーは、精子の活動を妨げない「ph、粘度、浸透圧」が考慮されたものを選ぼう。

妊娠を目的とした潤滑ゼリーの選び方のまとめ

  1. 成分が弱アルカリ性であること
  2. 液体の硬さ(粘度が300以下であること)
  3. 浸透圧が頸管粘液と精液と同等に作られている
  4. 容器の形状

妊娠目的の潤滑ゼリーと一般的な潤滑ゼリーの違い

jelly_01・一般的な潤滑ゼリー
主に「濡れにくい」という女性が使う潤滑ゼリー。
スムーズな性交を求めるカップルがいるが、安価で、性風俗などに利用されるような潤滑ゼリーを使用することは、殺菌成分や防腐剤が多く、また滑りだけに重点が置かれている。
そのため、粘土が硬く、子宮口にフタをしてしまう。
jelly_02・妊娠目的の潤滑ゼリー
妊娠目的の潤滑ゼリーは、人工頸管粘液と同じ成分で再現され、精子を殺す成分は入っていない。
そのため、潤滑の役割を果たしながら精子を膣内で長生きさせ、活発に動き回れるために粘度も柔らかい。さらに、頸管粘液と同じ弱アルカリ性のため、膣内の酸性度を中和させ、吸い込むように子宮口に精子を導いてくれる。
妊娠目的の潤滑ゼリー
ph値 弱アルカリ性 酸性または中性
理由 精液や頸管粘液と同じ弱アルカリ性にすることで精子を元気に長生きさせるためだ。 性風俗などでの使用を目的として製造されていることが多く、抗菌作用が強く精子を弱らせる成分が配合されている。
粘度 柔らかい(粘度300未満) 一般的に硬いものが多い
理由 精子が膣内で自由に泳ぎまわれる為 滑りを目的として製造されている為
浸透圧 精液と頸管粘液の浸透圧の差を無くす浸透圧を採用 記載なし製品が多い
理由 精子が子宮口に入り込むために最も重要な精液と頸管粘液との間に「液体の壁」を無くす為
容器形状 抗菌使い切りスティック ボトル、チューブボトルタイプ
理由 使用時の雑菌の繁殖を抑えるため1回づつの抗菌スティックで無菌状態が保てる為、成分内に保存料や抗菌剤がほとんど必要ない。 開封状態で手などに取って使用するため、雑菌が繁殖しやすいため、抗菌剤や保存料を多く使用する必要があり、結果、精子を殺してしまう。

 

huhner-support-03
妊娠目的の潤滑ゼリー

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