2017年1月23日(月)  不妊

無排卵月経の影にある病気


無排卵月経とは

無排卵月経とは、月経はちゃんと来ているのに排卵は起こっていない状態のことを指し、排卵障害の一種だ。月経が来ているだけに、まさか無排卵だとは思わず、治療が遅れがちなってしまう。

特に30代の女性に多くみられるため、今まで順調だった月経周期が急に乱れ始めたら、念のため病院で受診したほうが良いだろう。

病気が引き起こす無排卵月経

黄体化非破裂卵胞症候群(LUF)

基礎体温は二相に分かれ、排卵しているように見えるが、実は、卵胞は破裂しないで排卵もせず、そのまま卵胞が黄体へと変わってしまう症状。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

卵胞が卵巣内にたくさん存在し、ある程度の大きさに成長するが成熟はしにくく、排卵が起こりにくい症状。不妊症の要因になることが多い。

卵巣機能低下症

早期に卵巣機能が低下してしまう症状。「早発卵巣不全」と呼ばれたり、43歳未満で閉経になった場合は「早発閉経」と呼ばれる。症状の内容によって治療法が変わる。

高プロラクチン血症

プラクチンは妊娠に影響があるホルモンの一種。このホルモンが多く分泌されることで、生理不順や排卵障害などを引き起こす傾向がある。不妊症や流産の要因になることが多い。

無排卵月経の主な治療

一般的には「排卵誘発剤」による治療だ。排卵誘発剤を用いてホルモン分泌をコントロールし、排卵させるのだ。

・クロミッド、セキソビッドなどの服用
・HMG注射、FSH注射の使用(クロミッドなどで改善がみられない場合)


また、ピルなどの「ホルモン剤の服用」による治療もある。症状によっては、体外受精に一気にステップアップすることもある。

ホルモン剤は排卵誘発剤のように、直接的に排卵を促すわけではなく、子宮・卵巣機能を高めて生理周期を整えることを主な目的としている。

妊娠しやすいカラダにするには

上記のような治療とともに、日頃から妊娠しやすいカラダづくりを行うことも必要だ。なぜなら、妊娠するためには、質の良い卵子が絶対的に必要になるからだ。

いざ排卵が始まった時に、その卵子の質が悪ければ妊娠率は下がってしまう。だからこそ、卵子の質を高めるために、規則正しい生活が欠かせない。

規則正しい生活・バランスのとれた食事

夜更かしや添加物だらけの食事、運動不足、喫煙、アルコール、ストレスが当たり前になっている人は、少しずつ生活を変えていこう。

寝る時間を一時間早めたり、自炊の回数を週に1、2回増やしたりするだけでも効果はある。

適度な運動

エネルギーを放出して卵子を活性化させてくれるミトコンドリアの数を増やすことも大切だ。ミトコンドリアも、やはり規則正しい生活によって作られる。

特に筋肉の中にミトコンドリアは多く存在するので、筋力トレーニングを日課にすると良いだろう。

卵子の質の向上

卵子を活性化させたあと、ミトコンドリアはエネルギーが不足する。このエネルギーを補給しなければミトコンドリアは弱まり壊れてしまう。

そうなると、卵子もまともに機能しなくなるため、このエネルギーを補給する「イースタティックミネラル」を含むサプリメントを摂るのもおすすめだ。

そうすることにより、ミトコンドリアが蘇り卵子も十分なエネルギーを受け取ることが可能になり、質が向上し、不妊治療に費やす時間も短縮することに繋がるのだ。

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