2017年1月21日(土)  不妊

染色体異常は遺伝から起こるの?


「染色体異常」は、流産やダウン症を引き起こす自然現象だ。年齢を重ねるごとにその危険性は高くなるといわれ、高齢出産と呼ばれる35歳以上の女性は、胎児がお腹にいる間に検査を受ける場合も少なくない。

染色体異常は遺伝しない

染色体異常は、ほとんど遺伝することはない。ただし、それが構造異常の場合は、両親のどちらかが保因していれば子供に遺伝する可能性は十分にあるので、早めに遺伝カウンセリングを受けておこう。

カウンセリングを受けたからといって染色体異常を治せるわけではないが、どのように対処するべきかについて相談するだけでも気持ちが楽になる。

ダウン症児が倍増

現在、日本ではダウン症児が生まれる件数が倍増しているが、これには晩婚化の影響で女性が子供を産む年齢が上がっていることが関係している。

また、検査の結果、子供がダウン症であることを理由に中絶を選択する女性の数も、90年代に比べると約2倍に増えている。

倫理的な面でこれを非難する声も多いが、最初から健康な体で生まれてくることができないと分かっている子供を持つにはとても大きな覚悟が必要なので、中絶を選んだ女性を責めるのは酷だろう。
当事者になれば、誰だって同じことをしてしまう可能性はあるのだ。

ちなみに「葉酸を摂取すれば染色体異常が防げる」という説があるが、これははっきり言って間違いである。葉酸が胎児の役に立ってくれるのはあくまでもその成長をサポートするというものであって、染色体の異常を防ぐといった効果は期待できない。

染色体異常は、卵子と精子が受精する時からもう既に始まっているので、対処法があるとすれば、やはり、できるだけ若いうちに妊娠と出産を済ませておくことだろうか。

染色体異常を避けるために

染色体異常は、卵子と精子の質が悪くなるほど引き起こされやすい。

そのため、ダウン症は高齢出産の夫婦に多く見受けられる。しかし、卵子と精子の質を向上させることによって、染色体異常の可能性をできるだけ避けられるかもしれない。

そのためには、卵子と精子に存在する生殖ミトコンドリアの活性を促すことだ。

ミトコンドリアとは

卵子や精子も同じでミトコンドリアという小器官がエネルギーを作り出し、卵子は胚分割して着床し胎盤から栄養をもらえるまでの間、自給自足をする。

精子は卵子までたどり着き卵子の外幕を破り受精するまで泳ぐ力をミトコンドリアから得ている。

そのミトコンドリアが老化などによって活動が鈍くなってしまい、卵子と精子の質が低下してしまうということだ。

ミトコンドリアの機能を回復させるには

卵子の老化対策として近年注目を集めているのが「イースタティックミネラル」だ。

これまでは海外輸入サプリメントDHEAを卵子の老化対策として選ばれていたが、海外製品という懸念が広がり、「イースタティックミネラル」を配合したサプリメントが普及し始めている。

イースタティックミネラルは卵子や精子内のミトコンドリアに対し、ミトコンドリアがエネルギーを生産する際に必要な電子を供給し、エネルギー生産能力を高めるのだ。

またミトコンドリアを増やす方法として、「有酸素運動」と「少食生活」もおすすめだ。

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